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2017年学生安全技術デザインコンペティション日本大会開催報告

公益社団法人自動車技術会(会長 松本 宜之)は、2017年3月6日(月)に、東京都千代田区の同会本部を会場として、「2017年学生安全技術デザインコンペティション日本大会」を開催しました。本大会は、今年6月にアメリカのデトロイトにて開催される第25回ESV国際会議において、国際大会として開催される同コンペティションの日本地区大会となります。最優秀賞のチームが日本代表として国際大会に参加します。なお、ESV国際会議は、2年に一度の開催となっています。

本イベントは国土交通省が主催しており、自動車技術会は日本大会の事務局として本コンペティションを運営しています。

同コンペティションは、ESV国際会議(自動車安全技術に関する世界会議)の併催イベントの1つで、世界各地域の予選を勝ち抜いた代表校が出場。

2017年学生安全技術コンペティション日本大会開催報告

今回の日本大会には5チームのエントリーがあり、昨年11月に実施した書面審査を通過した4チームと昨年の最優秀賞1チームを加えた計5チームでプレゼンテーションとスケールモデルでのデモンストレーションにより、それぞれのアイディアを競いました。

各校から非常に優れたアイディアが提示されましたが、審査では、社会的な問題解決にアプローチし実現可能性を提示した東京都市大学のTeam PAPA (Protection Against Placental Abruption)が最優秀賞を獲得しました。

 チーム名大学名テーマ
最優秀賞Team PAPA (Protection Against Placental Abruption)東京都市大学

「自動車前面衝突時における妊婦乗員の胎盤早期剥離に対する腹部変形の影響とその低減手法の提案」

優秀賞Team Duck慶応義塾大学「インフラ設置カメラによるドライバーへの俯瞰映像提示システム」
優秀賞Team Hongo東京大学「円弧状レールを用いたむち打被害低減シート」
優秀賞バイオメカニクス研究室日本大学「下腹部内臓器の傷害評価のための腹部ダミーの開発」
優秀賞ブラウ・ゲファー(青木研)日本大学「衝撃神の帯(インパクトベルト)」

● 学生安全デザインコンペティション 国内大会 公式ページ
    http://www.jsae.or.jp/esv/


●最優秀賞:Team PAPA (Protection Against Placental Abruption)【東京都市大学】

テーマ:「自動車前面衝突時における妊婦乗員の胎盤早期剥離に対する腹部変形の影響とその低減手法の提案」
概 要:昨年最優秀賞の日本大会シード校(世界大会が開催されない年の最優秀校は翌年のシードとして書類審査免除となる)。妊婦の乗員が交通事故にあった際の胎児に与える悪影響について分析。事故に起因する胎盤早期剥離の低減に向け妊婦乗員用拘束装置を提案した。
 
  • Team PAPA (Protection Against Placental Abruption)【東京都市大学】

    プレゼンテーション様子

  • Team PAPA (Protection Against Placental Abruption)【東京都市大学】

    スケールモデルでのデモンストレーションの様子


●優秀賞:Team Duck【慶応義塾大学】

テーマ:「インフラ設置カメラによるドライバーへの俯瞰映像提示システム」
概 要:出会い頭での事故が追突事故に次いで多いことに着目した「インフラ設置カメラによるドライバーへの俯瞰映像提示システム」を提案した。
 
  • Team Duck【慶応義塾大学】

    プレゼンテーション様子

  • Team Duck【慶応義塾大学】

    スケールモデルでのデモンストレーションの様子


●優秀賞:Team Hongo【東京大学】

テーマ:「円弧状レールを用いたむち打被害低減シート」
概 要:昨年のテーマをリニューアルして参加。前回の「むち打ち防止のためのブランコ型シート」から「円弧状レールを用いたむち打被害低減シート」へと内容を進化させてきた。車内天井部にシートを吊るすというブランコ型シートの問題点(ルーフ部の強度の問題やドライビング姿勢を保持できない点)を踏まえ、この新型シートは、シートレールを円弧上にしたものを提案した。
 
  • Team Hongo【東京大学】

    プレゼンテーション様子

  • Team Hongo【東京大学】

    スケールモデルでのデモンストレーションの様子


●優秀賞:バイオメカニクス研究室【日本大学】

テーマ:「下腹部内臓器の傷害評価のための腹部ダミーの開発」
概 要:交通事故傷害の多くはシートベルトを着用しているものの、サブマリン効果などにより、シートベルトが腰骨位置から、せりあがり腹部に荷重がかかった形態が多く見受けられる。受傷メカニズムの解析とその評価が重要として腹部ダミーモデルを開発した。
 
  • バイオメカニクス研究室【日本大学】

    プレゼンテーション様子

  • バイオメカニクス研究室【日本大学】

    スケールモデルでのデモンストレーションの様子


●優秀賞:ブラウ・ゲファー(青木研)【日本大学】

テーマ:衝撃神の帯(インパクトベルト)」
概 要:昨年のテーマをリニューアルして参加。横滑りを起こした際の自動車が樹木や電柱などにぶつかるポール衝突が事故発生率に対して死亡率が非常に高いことに注目し、その原因が前後の衝突に比べ、ポール衝突はクラッシャブルゾーンを広く取れないことをその理由に挙げ、側面衝突に対する乗員の被害を現状のインパクトビームより更に軽減する提案した。今年は、実車内ドア内部へのベルト設置をデモにて示した。
 
  • ブラウ・ゲファー(青木研)【日本大学】

    プレゼンテーション様子

  • ブラウ・ゲファー(青木研)【日本大学】

    スケールモデルでのデモンストレーションの様子

お問い合わせ

(公社) 自動車技術会 担当:島田 鹿目(かのめ)

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