計測・診断部門委員会

1.活動目的

自動車技術は人・物の経済的移動手段を提供することにより、人類に対して多大な貢献をしてきた。その利便性が大きいことより、自動車が急速に世界各地に浸透することとなったが、それと同時にCO2排出などの自動車に起因する問題が地球規模で影響を及ぼすようにもなっている。社会の継続的な発展のためには、環境負荷やエネルギーセキュリティ等の問題に対応した自動車技術を開発することが求められている。​こうした状況において、自動車の主たる動力源であるエンジンの熱効率向上・排気エミッション低減と、電動化対応、カーボンニュートラル燃料への対応を行うためにコンポーネント、システム面での性能向上が求められている。これに加え、最近の動向として、LCAやサプライチェーン全体の観点から環境負荷を把握する必要性が高まっている。これらの点から、計測・診断技術の果たす役割はますます拡大している。​本計測・診断部門委員会は、自動車メーカ、計測メーカの技術者ならびに燃料、燃焼、熱力学、制御などの学問領域に属する研究者など、幅広い領域の専門家による話題提供ならびに質疑応答を行うことにより、計測・診断に関わる技術の深遠化を図り、もって、自動車技術の向上に貢献することを主たる狙いとしている。 ​

2.委員長・幹事(2024-25年度)

委員長 島田 敦史(株式会社日立製作所)
幹事
  • 加藤 真亮(株式会社SUBARU)
  • 田中 光太郎(茨城大学)

3.主な対象分野・事項

  • 計測/診断/評価
  • 性能/燃費/効率
  • 燃焼解析
  • 排出ガス/有害排出物
  • センサ技術
  • 試験/計測/診断
  • 新計測法
  • オンボード計測
  • シミュレーション/モデリング

4.活動内容

・2ヶ月に1回の部門委員会を開催 <計測・診断の専門家による話題提供と質疑応答を通じて、情報共有を行う>
・「新しい計測診断技術」をテーマに春季大会OSを実施 <各種計測、診断あるいはセンサーなどの適用例を広く集め、講演者と聴講者との議論の糧とする>

5.技術のロードマップ

「エンジン分野」のロードマップ一覧

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