ドライバ評価手法検討部門委員会

1.活動目的

安全で快適な運転を実現する車両と運転システム、ならびに道路・交通システムの実現には、ドライバの特性をよく理解し、その特性に応じたシステム設計、状態に応じたシステム制御を考える必要がある。そこで、本委員会では、このような観点から、ドライバの諸特性(広義には、交通参加システムの運行、管理に関わる特性も含む)の評価手法にかかわる学際的な領域の知見・情報に関する調査や応用事例の検討を行い、ドライバ特性に関わる分野の進展と活性化を目指す。

2.委員長・幹事(2024-25年度)

委員長 恩田 和征(スズキ株式会社)
幹事
  • 青木 宏文(名古屋大学)
  • 草刈 由歌(株式会社いすゞ中央研究所)
  • 竹本 雅憲(成蹊大学)

3.主な対象分野・事項

  • 生体計測/運転心理
  • ドライバ状態
  • タスク負荷
  • 疲労/負担
  • ディストラクション
  • 視界/視認性/操作性/制御性/乗降性/快適性
  • 形態・動態特性/感性・知覚特性
  • HMI
  • 運転行動
  • ドライバモデル/ライダーモデル

4.活動内容

対面とリモートを併用した委員会を年5回開催する。委員会では委員や外部講師を招いての話題提供を通して議論を重ねることで、ドライバ特性評価研究の新たな応用場面や研究課題の発掘へつなげる。
委員間の交流をより活性化することを目的として、毎回の委員会にてラウンドテーブルトーク(毎回、委員数名がこれまでの取り組みや興味のある研究テーマについて紹介する)や、委員間の共通課題に対する”実験計画の策定”や”実験結果の考察”に対するディスカッションを実施する。また、例年実施している講習会は、当該分野の技術レベルの底上げを継続できるよう次年度も開催する。
昨年度のリモートで実施した講習会は、当該分野の技術レベルの底上げをできるように継続し、可能であれば現地実施とリモートの併用などを模索する。

5.技術のロードマップ

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