【22FORUM-1】自動運転技術とヒューマンエラー
企画委員会
自動運転HMI委員会
テーマ
自動運転技術とヒューマンエラー
開催日
2022年7月11日(月) 14:00~17:30
参加のすすめ
これまでレベル2システム搭載車が引き起こした事故がいくつか報告されている。日本においても、2018年に横浜でテスラが加害死亡事故を引き起こした。これらの事故の多くは、(部分的)自動運転車であるがゆえに引き起こされたシステム起因事故である。システム起因事故の背景には、システムの複雑性と、ドライバーのシステムへの過信、誤信、誤使用など、複雑なヒューマンファクターが介在していると考えられる。
自動運転HMI委員会においては、これらの事故の再発防止のため、また万が一起きてしまった時には、責任所在追及をより公正化するために、法学の専門家と産学のヒューマンファクターおよびシステム研究者・開発者が議論することにより、システム設計および制度上の課題を明確化することを目的としている。本フォーラムにおいては、検討の途中結果を報告する。
プログラム
開始時間 | 終了時間 | 役割 | 演題 | 氏名 | 勤務先 |
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14:00 | 14:10 | 挨拶 | 北﨑 智之 氏 | 国立研究開発法人 産業技術総合研究所/自動運転HMI委員会委員長 | |
- | - | 司会 | 青木 宏文 氏 | 名古屋大学 | |
14:10 | 14:40 | 講演 | テスラの事故とヒューマンエラー | 佐藤 昌之 氏 | 特定非営利活動法人 ITSJapan |
14:40 | 15:00 | 講演 | 運転支援システム定義の再考 | 北﨑 智之 氏 | 国立研究開発法人 産業技術総合研究所 |
15:00 | 15:20 | 講演 | 予見可能なリスクとヒューマンエラー | 赤松 幹之 氏 | 国立研究開発法人 産業技術総合研究所 |
15:20 | 15:25 | 【休憩】 | |||
15:25 | 15:45 | 講演 | 教育の重要性と課題 | 伊藤 誠 氏 | 筑波大学 |
15:45 | 16:05 | 講演 | 法学,法曹界から見える課題 | 中山 幸二 氏 | 明治大学 |
16:05 | 16:25 | 講演 | ユーザから見た自動運転技術への期待と疑問 | 佐藤 清志 氏 | クルマ社会を問い直す会 |
16:25 | 17:25 | パネルディスカッション | 予見可能なヒューマンエラーに対する法的判断 | ||
モデレータ | 青木 宏文 氏 | 名古屋大学 | |||
パネリスト | 栁川 鋭士 氏 | 明治大学 | |||
パネリスト | 柴山 将一 氏 | 日本橋柴山法律事務所 | |||
パネリスト | 吉田 直可 氏 | 法律事務所愛宕山 | |||
パネリスト | 樋笠 尭士 氏 | 多摩大学 | |||
17:25 | 17:30 | 挨拶 | 北﨑 智之 氏 | 国立研究開発法人 産業技術総合研究所/自動運転HMI委員会委員長 |