【24-N3】パワートレインの戦略と周辺技術動向
企画委員会
ガソリン機関部門委員会
テーマ
パワートレインの戦略と周辺技術動向
開催日時
2024年7月19日(金) 13:00 ~ 17:00
参加のすすめ
本フォーラムの趣旨は、令和元年6月に閣議決定された「パリ協定に基づく成長戦略(2050年において2010年比 80%削減)としての長期戦略」を受けた官産学各領域での取り組みについての方向性/技術課題を明示いただき、後半ではパネルディスカッションを通じて各領域相互の理解を深めることで、内燃機関の成長戦略を描く一助とすることである。
当初EUは、脱炭素社会の実現に向けて2035年までにハイブリッド車を含むエンジン車の新車販売を事実上禁止することを目指していた。また、次期排気規制EU7のCLOVE提案は、内燃機関の存続を否定するレベルのものであった。しかしながら最近の議論では、DAC由来のCO2を利用したe-fuelの使用により、2035年以降も内燃機関が存続できる可能性が出てきている。さらに、EU7規制の内容も現実的なレベルとなっている。そこで今回、ガソリン機関部門委員会では内燃機関を取り巻く情勢を広く理解するために、各分野で指揮を執っている講演者を招き、フォーラムを開催する。講演では、内燃機関を取り巻く状況が厳しくなる中、今後も発展的に生き残っていくために何をしなくてはならないのか、その技術課題や技術の方向性を明示頂く。また、相互の理解を深めるために、後半にパネルディスカッションを行う。
本フォーラムが、参加者、特に内燃機関の若手技術者・研究者のモチベーション向上に繋がることを期待したい。
プログラム
開始時間 | 終了時間 | 役割 | 演題 | 氏名 | 勤務先 |
---|---|---|---|---|---|
13:00 | 13:03 | 司会 | 開会の辞 | 近藤 卓 氏 | 本田技研工業株式会社 |
13:03 | 13:10 | 挨拶 | フォーラム開催の趣旨 | 北川 敏明 氏 | ガソリン機関部門委員会委員長/九州大学大学院 |
13:10 | 13:35 | 講演者 | 自動車をとりまく現況と自動車政策の方向性 | 岡林 俊起 氏 | 経済産業省 |
13:35 | 14:00 | 講演者 | 内燃機関搭載車両でのCN実現を目指すAICEの取り組み | 北村 高明 氏 | AICE(自動車用内燃機関技術研究組合) |
14:00 | 14:25 | 講演者 | カーボンニュートラル社会の実現に向けたENEOSの取り組み | 菅野 秀昭 氏 | ENEOS株式会社 |
14:25 | 14:40 | 【休憩】 | |||
14:40 | 15:05 | 講演者 | カーボンニュートラルへの道筋 | 中谷 好一郎 氏 | トヨタ自動車株式会社 |
15:05 | 15:30 | 講演者 | 電動化によるカーボンニュートラル社会への取り組み | 寺地 淳 氏 | 日産自動車株式会社 |
15:30 | 15:55 | 講演者 | カーボンニュートラルに向けた内燃機関の役割 | 人見 光夫 氏 | マツダ株式会社 |
15:55 | 16:10 | 【休憩】 | |||
16:10 | 16:55 | パネルディスカッション | 2050年カーボンニュートラルの実現に向けた内燃機関の可能性 | ||
モデレータ | ディスカッションの趣旨説明 | 古野 志健男 氏 | 株式会社 SOKEN | ||
パネリスト | 北村 高明 氏 | AICE(自動車用内燃機関技術研究組合) | |||
パネリスト | 菅野 秀昭 氏 | ENEOS株式会社 | |||
パネリスト | 中谷 好一郎 氏 | トヨタ自動車株式会社 | |||
パネリスト | 寺地 淳 氏 | 日産自動車株式会社 | |||
パネリスト | 人見 光夫 氏 | マツダ株式会社 | |||
16:55 | 17:00 | 挨拶 | 閉会の辞 | 野寄 高宏 氏 | エイヴィエルジャパン株式会社 |
参加申込
フォーラムNAGOYAは終了しました。