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トピックス:Japan Mobility Show 2023
Report 18
- ブース名:
- リケンNPR(西3・4)
- 出展物:
- 水素エンジン向けピストンリング
- コメント:
- 水素エンジン化に向けた対応として、水素脆化、燃焼時における多量の水の生成、吹抜け等に対応したピストンリングの研究開発品が展示されている。(飯島)
Report 19
- ブース名:
- NSK(西3・4)
- 出展物:
- 低フリクションホイールハブ
- コメント:
- 車の燃費、電費を良くするために、フリクションを低減したホイールハブ。手回しで回転させた際の反モーメントを、ある腕の長さの位置にて荷重計で測定した数値が表示されており、摩擦の低減効果が良くわかる。ベアリングの密封装置の接触摩擦、グリス等を改良して摩擦を下げているようで、従来品に比べて3割程度の摩擦低減効果があるとのこと。全ての車両のエネルギー効率向上に寄与する地道で重要な技術だと思う。(飯島)
Report 20
- ブース名:
- NSK(西3・4)
- 出展物:
- 空飛ぶクルマ用ガスタービンの軸受
- コメント:
- 空飛ぶクルマの運行時間拡大のためのガスタービン(GT)エンジン用のベアリング。このGTは40 kW程度とのこと。高速回転のため、軸受への給油が難しく、独自の構造で有効に給油をしている。(飯島)
Report 21
- ブース名:
- 自動車技術会(西3・4)
- 出展物:
- 学生フォーミュラマシン
- コメント:
- 学生が自ら設計製作した学生フォーミュラマシン(ICEV及びEV)の展示、開発に取り組んでいる学生たちが説明を担当している。車両は京都工芸繊維大学(左:エンジン)及び名古屋大学(右:EV)。(飯島)
Report 22
- ブース名:
- SUBARU(東1・2・3)
- 出展物:
- 電動垂直離着陸機(eVTOL)
- コメント:
- SUBARUで開発を行っている、空飛ぶクルマ 電動垂直離着陸機(eVTOL)。試験飛行の様子も動画で公開されている。(飯島)
Report 23
- ブース名:
- ダイハツ(東1・2・3)
- 出展物:
- 三輪自動車
- コメント:
- 498 ccの4ストローク空冷単気筒エンジンを搭載したHD型三輪自動車(昭和6年)と、305 ccの2ストローク単気筒エンジンを搭載したミゼット。歴史的車両の展示も多くあり、楽しめる。(飯島)
Report 24
- ブース名:
- モータースポーツエリア(東7・8)
- 出展物:
- レース車両
- コメント:
- 2輪、4輪の様々なレース車両(実物またはレプリカ)が展示されている。写真はホンダ製パワーユニットを搭載するオラクル・レッドブルレーシングRB19(2023)、世界耐久選手権(WEC)参戦を見据えたトヨタGR水素エンジン車両、Super GT GT300クラスSUBARU BRZ、Moto GP Repsol HONDA RC213V。モータースポーツエリアの一角にはグランツーリスモ体験コーナーもあり、本物のレーシングマシンを見ながらグランツーリスモも楽しめる。(飯島)
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