TOP > バックナンバー > Vol.15 No.9 > ガスエミッション
池本ら(1)は、実路での自動車エミッション評価における交通流の自由度・再現性や準備・評価時間の課題に着目し、mini-PEMSを用いた実車計測と交通流シミュレーション、ドライビングシミュレータ、リアルカーシミュレータを組み合わせた独自のデジタルツイン開発環境を構築した(図1)。この環境により、交通流シナリオを任意に作成し、運転操作を再現することで、実車同等の精度でエミッション評価が可能となった。つまり、運転特性や交通状況の影響を個別に解析できる点が本研究の大きな特徴となっている。実路とデジタルツイン環境でのNOx排出量の比較では、交通流を再現することで実路に近い傾向が得られる場合もあることが示唆された(図2)。今後は、本手法を活用し、ゼロエミッション技術開発への応用が期待される。
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