会誌「自動車技術」2023年10月号 発行のお知らせ
出版物のご案内
<特 集>DX時代のCAE最新手法/The latest CAE methodology in the DX era.
自動車業界において、開発期間の短縮、コスト削減、生産の効率化、高機能化、安全性の向上などの様々な要求に対してCAEの貢献はますます高くなっています。
そして今は、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進が求められている時代です。そのため本特集号では、エンジンや安全技術などの自動車の一部の機能や領域に絞った”CAE の活用”を取り上げるのではなく、「機械学習」「 MBD」「データ同化」「クラウド・エッジコンピューティグ」など多岐に渡る領域を取り扱い、CAEの最新事例を取り上げました。
様々な業界からの最新事例を紹介するCAEアラカルトとして、本特集号をお楽しみいただけたら幸いです。是非ご覧ください。
会誌「自動車技術」は電子版で発行しています。パソコン、タブレット、スマートフォンからお読みください。
<目次>
●総括展望
- データ科学との融合による新たな自動車CAEの創出
- 「SURIAWASE2.0」によるモビリティ社会の最先端開発コミュニティ実現を目指して
- 電動車開発における1DCAEの活用
●機械学習
- 機械学習は真の理解や発見に寄与できるか
- ヒヤリ経験のデータで駆動する推奨速度ドライバモデルの開発
●MBD(Model Based Development)
- MBD・MBSEを成功裏に導入するための秘訣─開発のありき姿と現状
- 重量車RDE評価に向けたModel Based Testing手法の構築─実路走行環境の再現手法の確立─
●データ同化
- 「ビッグデータ同化」によるゲリラ豪雨予測から異分野応用への展望
- 都市圏の人の動きを再現するデータ同化の試み─コロナ禍における在宅勤務の急速な普及の再現─
●クラウド・エッジコンピューティング
- コネクティッドカー向けICT基盤技術とデジタルツイン上での道路交通流の再現に関する技術の紹介
<ホットトピックス ~旬な話題を集めました>
- ガソリン機関における燃焼圧力の振動発生要因の解析
- リアルとバーチャルの融合に向けたハイスピードイメージングの適用と事例
- ヒートポンプシステムのレシーバサイクル化
- 新技術を用いたモビリティサービスの社会的受容性
- 「何かが違う」をAIで検知,「これから変わる」をAIで予測─波形データ用AI開発プラットフォーム“AlliomWave”
- 機械学習を用いた自動車空力性能を予測するためのサロゲートモデル開発
<連載記事>
【技術の窓】
社会のコンポーネントとしてのクルマ
飯田 訓正氏(慶應義塾大学)
【超の世界】
反応経路自動探索法で有機化合物の出発原料をゼロから予測─量子化学的逆合成解析により高収率な化学反応を予測─
美多 剛氏・前田 理氏(北海道大学反応創成研究拠点)
【スポットライト】
水素を低温で発生・貯蔵可能な材料─貴金属触媒不要に
砂田 祐輔氏(東京大学生産技術研究所/神奈川県立産業技術総合研究所)
【標準化活動レポート】
自動車および自動車用電子部品のEMCに関する標準化動向
野島 昭彦氏(トヨタ自動車)
【学生フォーミュラの日々 そして 今】
好きこそ物の上手なれ
中山 将氏(童夢)
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