<公開委員会:参加者募集(無料)>構造強度関連技術 ワーキング活動報告(FRP WG/AI-ML技術応用WG)

イベント

開催日時 2024年 3月 1日(金) 13:00 ~ 14:30
会  場 慶應義塾大学 三田キャンパス南館 2B41
https://www.keio.ac.jp/ja/maps/mita.html
参 加 費 無料
企  画 公益社団法人自動車技術会 構造強度部門委員会
申込締切  2024年2月28日(水)
申 込 先

https://tech.jsae.or.jp/opencom/Entry.aspx?id=0119

問 合 せ 技術交流事業課 tech@jsae.or.jp
13:00 ~ 13:05 開会挨拶 構造強度部門委員会 委員長 山梨大学 岡澤 重信 氏
13:05 ~ 13:45 講演1 【FRPワーキンググループ活動報告】
 「繊維強化複合材料による衝突エネルギ吸収部材の開発
 -繊維強化複合材料の圧縮破壊現象のシミュレーション手法の検討-」
                      京都工芸繊維大学 横山 敦士 氏
構造用FRPWGでは長年にわたって衝突エネルギ吸収部材であるクラッシュボックス対象として繊維強化複合材料(FRP)を用いて作成することにより軽量かつ高エネルギ吸収性を有する部品が作成可能であることを示してきた。FRP製衝突エネルギ吸収部材において衝突時の圧壊する過程の表現に有効な数値解析モデルの開発を行っており、FRP材料の圧縮破壊挙動について実験的に検証することで破壊メカニズムの解明を行っている。本年度はこの知見を元にして圧縮破壊現象をシミュレートするための解析手法を行ってきている。本報告では本ワーキングで明らかにしてきたFRPの圧縮破壊現象の検討結果とくに強化繊維の存在による特徴的な破壊挙動について報告し、その数値解析モデルについて紹介する。
13:45 ~ 14:25 講演2 【AI-ML技術応用ワーキング活動報告】
「クラッシュボックス評価サロゲート構築手法の開発」       近畿大学 和田 義孝 氏
本ワーキンググループでは、クラッシュボックスのサロゲートモデル構築のためのデータ生成・処理手法、学習手法、予測精度の検討を行う。これらの知見により物理問題を対象とするサロゲートモデル構築手法の開発を目指す。クラッシュボックスの吸収エネルギと生じる最大反力も予測対象とした。入力パラメータの寄与度や機械学習アルゴリズムの性能評価も実施した。機械学習による予測はCAEを完全に代替することではなく事前計算やパラメータ範囲の絞り込みなどに利用する。このような利用方法で、CAE解析の負荷を低減させることに適用されると想定している。これらの成果により社会実装のための有益な知見の共有を目指す。本報告では、これまでのワーキング活動と成果について説明する。
14:25 ~ 14:30 閉会挨拶 構造強度部門委員会 委員長 山梨大学 岡澤 重信 氏

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