ワイヤレス給電システム技術部門委員会
1.活動目的
世界レベルで電気自動車(e-mobility)が急拡大している中で、「ワイヤレス給電(WPT)システム」は、車両への電力の自動充電を実現する重要なインフラ技術であり、自動運転技術とも親和性が高く、世界各国の企業、大学、研究機関等において静止中給電にとどまらず、走行中給電に関しても研究開発、実証試験が精力的に進められている。WPTシステムの国際標準化は、ISO/IECおける静止型WPTの国際標準化も定まり、米国SAEで11KWまでの標準J2954が発行され、その標準に沿った量産型EVへの搭載が韓国・中国から始まっている。さらに20kW(HD-WPT4)~500kW(HD-WPT9)までカバーするがJ2954/2も発行された。ISO/IECで走行中ワイヤレス給電の国際標準化向けた審議が進んでいる。日本でも計画が進行中である走行中ワイヤレス給電システムの試行は、社会実装を見据えて大電力のテストコースが国内各地で計画・建設され実証試験も始まっている。本技術部門委員会では、「ワイヤレス給電システム」に関係する諸賢を広く集め、忌憚のない情報交換と、未来を見据えた議論を行い、国益に寄与するための技術サロンとして活動する。併せて、自動車技術会と本部門委員会が国内のおける第一の受け皿である、という状況を作ることも目的とする。
2.委員長・幹事(2024-25年度)
委員長 | 居村 岳広(東京理科大学) |
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幹事 |
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3.主な対象分野・事項
- 充電/放電
- 車載充電システム
- 充電インフラ
- 標準化
- 法規
- 電気安全(感電防止)
- EMC (*)
- 普及政策
- 制御システム/ソフト
- EMC(EMI/EMS)
4.活動内容
- 1)委員会開催; 6回(4,6,8,10,12,1月)予定(基本はHybrid開催とする)
話題提供 12件実施予定(各回2件を基本とする) - 2)見学会 2024年10月頃に実施予定(委員会と併催 開催場所 未定)
- 3)春季大会OSを1件開催する
- 4)講習会;独自開催は行わない