ワイヤレス給電システム技術部門委員会

1.活動目的

 世界レベルで電気自動車(e-mobility)が急拡大している中で、「ワイヤレス給電(WPT)システム」は、車両への電力の自動充電を実現する重要なインフラ技術であり、静止中給電にとどまらず、電化道路(走行中ワイヤレス給電)に関しても研究開発、実証試験が精力的に進められている。
 WPTシステムの国際標準化は、ISO/IECにおける静止型WPTの国際標準IEC61980-1,-2,-3のIS化が完了し、規格も定まり、米国SAEで11KWまでの標準J2954も発行され、韓国・中国からその標準に沿った量産型EVへの搭載が始まっている。さらに20kW(HD-WPT4)~500kW(HD-WPT9)をカバーするJ2954/2も発行された。走行中ワイヤレス給電の国際標準化もIEC61980-5,-6のPASが発行された。電化道路(走行中給電)は2025年フランスで高速道路への実装が始まるとともに、欧州、米国で加速している。日本でも、2025年の大阪・関西万博で電化道路とWPT給電バスの運行が会場内移動の手段として運行された。今後社会実装を見据えて国内各地で計画・建設されると期待されている。本技術部門委員会では、「ワイヤレス給電システム」に関係する諸賢を広く集め、忌憚のない情報交換と、未来を見据えた議論を行い、国益に寄与するための技術サロンとして活動する。併せて、自動車技術会と本部門委員会が国内における第一の受け皿である、という状況を作ることも目的とする。

2.委員長・幹事(2026-27年度)

委員長 日下 佳祐(長岡技術科学大学)
幹事
  • 伊東 淳一(長岡技術科学大学)
  • 畑 勝裕(芝浦工業大学)
  • 堀 洋一(東京理科大学)
  • 横井 行雄(拓殖大学)

3.主な対象分野・事項

  • 充電/放電
  • 車載充電システム
  • 充電インフラ
  • 標準化
  • 法規
  • 電気安全(感電防止)
  • EMC (*)
  • 普及政策
  • 制御システム/ソフト
  • EMC (EMI/EMS)

4.活動内容

1)委員会開催 6回(4,6,8,10,12,1月)予定(基本はHybrid開催とする)
 話題提供 12件実施予定(各回2件を基本とする)
2)見学会 2026年10月頃に実施予定(委員会と併催 開催場所 未定)
3)春季大会OSを1件開催する
4)フォーラムを横浜(5月)に実施する
5)講習会 独自開催は行わない

5.技術のロードマップ

「パワートレイン分野」のロードマップ一覧

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