自動運転技術部門委員会
1.活動目的
「自動運転」はさまざまな社会的課題の解決や新たなビジネスの創出、さらに我々の日々の生活に大きな影響を与える技術として期待されている。「自動運転」という単語に対するイメージは各人、各様であり、「自動運転」を謳う委員会としては、その守備範囲、対象技術領域を明確化しなければ多種多様な関係者のサロンと化す可能性がある。
グローバルな競争となっている当該分野において、協力できるところは協調し、競争するところは競争してレベルを上げる必要がある。協調領域においては技術者層を厚くし、議論できる集合を拡張することも必要である。このため本委員会の活動を通して、わが国の自動運転技術者が共に高めあい、その技術レベルを向上させることを目的とする。
なお、本委員会は「自動運転車両が走行するために必要となる工学的技術」のみを対象とする。それ以外の社会受容性、社会への影響、法律、保険制度、基準、標準、ビジネスなど、多岐にわたる「自動運転を取り巻く課題」については対象としない。
2.委員長・幹事(2024-25年度)
委員長 | 菅沼 直樹(金沢大学) |
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幹事 |
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3.主な対象分野・事項
- 知的制御システム/自律走行システム
- 知能化
- ロボティックス
- 画像処理
- 画像認識システム/音声認識システム
- ミリ波レーダ/レーザレーダ
- 知能化安全制御
4.活動内容
・春季大会OS「自動運転に必要な認識技術等の研究」を昨年度に引き続き企画し、自動運転技術に関連した研究についてディスカッションする。
・モビリティモビリティ社会部門委員会と連携した委員会活動を実施し、自動運転技術に関連した情報交換を行う。