関連規格の制定・改正
標準化は、一般消費者の利益等の社会ニーズに対してメリットを与える公共性の高いものとして、また品質や安全性・信頼性の向上、生産効率や互換性の確保等による経済的効果などの役割も担っています。
自動車技術会では、自動車およびITS高度道路交通システムに関わる国内・国際規格開発を通じて、日本の基幹産業である自動車関連技術の標準化に貢献しています。
自動車(TC22)標準化活動
国際標準化機構(ISO)の自動車専門委員会(TC22)の国内審議団体として、また日本産業規格(JIS)原案作成や団体規格であるJASO制定によって、自動車産業全体及び消費者に標準情報を提供し、自動車に係わる技術進歩、安全性の確保及び生産の効率化などに寄与しています。
ITS(TC204)標準化活動
国際標準化機構(ISO)の高度道路交通システム専門委員会(TC204)の国内審議団体として、道路・情報インフラ・物流・交通管理・情報サービス等の様々な産業分野の関係団体と連携した国際標準化活動を通じ、情報通信や制御技術を活用した事故や渋滞の解消、省エネや環境との共存を図るとともに道路交通の最適化に寄与しています。