第5回大会(2007年)

開催概要

大会名称 第5回 全日本 学生フォーミュラ大会 -ものづくり・デザインコンペティション-
主催 社団法人自動車技術会
開催日 2007年9月12日(水)~15日(土)
会場 エコパ(小笠山総合運動公園・静岡県掛川市/袋井市)
後援(予定) 文部科学省、経済産業省、国土交通省、静岡県、日本自動車工業会、NHK、日本テレビ放送網、東京放送、フジテレビジョン、テレビ朝日、静岡放送、静岡朝日テレビ、朝日新聞社、読売新聞社、毎日新聞社、日本経済新聞社、日刊工業新聞社、フジサンケイビジネスアイ、静岡新聞社、日刊自動車新聞社、FISITA(国際自動車技術会連盟)
協賛(予定) 公立大学協会、高等専門学校連合会、日本私立大学連盟、日本私立大学協会、日本工学会、日本工学教育協会、日本機械学会、日本設計工学会、日本材料学会、溶接学会、計測自動制御学会、産業技術総合研究所、交通安全環境研究所、日本自動車連盟、日本自動車部品工業会、日本自動車車体工業会、日本自動車研究所、日本自動車タイヤ協会、日本自動車整備振興会連合会、潤滑油協会、日本自動車販売協会連合会、日本ゴム工業会、日本陸用内燃機関協会、日本自動車機械器具工業会
開催スケジュールと
競技種目(暫定)
9月12日(水)
 車検-技術審査、チルト、騒音、ブレーキ
 静的審査-プレゼンテーション、コスト、デザイン
9月13日(木)
 車検-技術審査、チルト、騒音、ブレーキ
 動的審査-アクセラレーション、スキッドパッド、オートクロス
9月14日(金)
 車検-車両の技術検査、チルト、騒音、ブレーキ
 動的審査-エンデュランス
9月15日(土)
 動的審査-エンデュランス
 デザインファイナル、表彰式
車両製作規定 Formula SAE® 2007 のルールに準拠する。
なお、日本独自のルールは2007年1月31日までに発行する。
参加登録受付開始&
締め切り
受付開始:2007年1月20日(土)
締め切り:2007年2月28日(水)
参加登録方法:ウェブサイトからお申込みください。
大会参加登録費 チームメンバー全員が自動車技術会会員の場合:5万円/チーム
上記以外の場合:15万円/チーム
大会参加登録費は、2月28日必着で下記口座に振込むこと。大会参加登録費の返金は致しません。
 振込先:三菱東京UFJ銀行 市ヶ谷支店 普通 1299678
 口座名:社団法人自動車技術会
参加資格
  • 参加チームは、1大学につき1チーム・1台とするが、キャンパス単位でチームを出す場合には複数チームも認める。
  • 参加チームのメンバーは、18歳以上の高専生、短期大学生、大学生、大学院生、若しくはこれらに準ずる教育、訓練機関の学生に限る。ただし、大会の7ヵ月前までの間に卒業したものは参加資格を有する。 チーム登録においては、チームメンバーと1名の指導教員の登録が義務付けられる。
  • 指導教員は、大会期間中、チームに付き添わなければならない。
  • 参加チームのチームメンバー(競技走行中のドライバーを含む)は、傷害保険に加入しなければならない。
  • 競技に出場するドライバーは、18歳以上で、有効な政府発行の運転免許証を所持していなければならない。
  • 参加チームのメンバーは、参加登録した学校の学生でなければならない。
  • 過去の全日本 学生フォーミュラ大会に参加した車両は参加できない。
    少なくともフレームは新規に制作した車両でなければならない。
参加チームの主な提出物と提出時期

構造同等性フォーム:6月1日(金)

  • 2007 Formula SAE® Rules APPENDIX A-1 参照
  • 送付方法:email(予定)

インパクトアッテネータデータ:6月15日(金)

  • 2007 Formula SAE® Rules セクション3.3.6 参照
  • 送付方法:email(予定)

デザインレポート&デザインスペックシート:6月15日(金)

  • 2007 Formula SAE® Rules セクション4.5 参照
  • 送付方法:email(予定)

コストレポート:7月1日(日)

  • 2007 Formula SAE® Rules セクション4.3 参照
  • 送付方法:郵送(予定)

<送付先>
Email:formula@jsae.or.jp
郵送:102-0076 東京都千代田区五番町10-2五番町センタービル
社団法人自動車技術会 運営グループ 小高・高橋

チーム構成
学生と指導教員
安全対応と損害補償
Formula SAE®の安全基準をベースに安全レベルを確保する。また、競技審査員などの安全教育を十分に行う。
主催者は見学者、スタッフを対象とした障害保険に加入する。
競技会での使用言語
日本語または英語
大会運営の人員確保
企業・大学、一般から募る。
表彰(予定)
経済産業大臣賞、静岡県知事賞、FISITA賞、総合優秀賞、競技種目別表彰、特別賞表彰
スポンサー
大会スポンサー  表彰スポンサー  備品等提供スポンサー
大会競技の中止または変更
天候や不測の事態などにより、主催者の判断により競技内容の変更または競技を中止する場合があります。
推進組織
全日本 学生フォーミュラ委員会
全日本 学生フォーミュラルール委員会
第5回 全日本 学生フォーミュラ大会実行委員会

開催結果

総合成績

総合成績

順位 学校名 ポイント
1位 上智大学 885.48
2位 国士舘大学 849.40
3位 金沢大学 765.96
4位 東京大学 742.76
5位 芝浦工業大学 734.68
6位 京都大学 717.98
7位 静岡大学 660.74
8位 大阪市立大学 657.71
9位 近畿大学(大阪) 628.15
10位 東京電機大学 596.75
11位 東海大学 594.59
12位 ホンダテクニカルカレッジ関東 581.43
13位 大阪大学 559.91
14位 宇都宮大学 517.64
15位 明星大学 510.51
16位 武蔵工業大学 495.85
17位 金沢工業大学 494.18
18位 University of Ulsan 482.12
19位 神奈川工科大学 457.93
20位 横浜国立大学 423.42
21位 首都大学東京 420.54
22位 慶應義塾大学 377.93
23位 日本大学理工学部 369.94
24位 千葉大学 354.48
25位 Yeungnam University 353.73
26位 South Taiwan University 349.95
27位 茨城大学 331.45
28位 岡山大学 318.57
29位 名古屋大学 309.69
30位 名古屋工業大学 308.56
31位 東京農工大学 303.25
32位 豊橋技術科学大学 300.82
33位 静岡理工科大学 289.00
34位 同志社大学 287.64
35位 立命館大学 284.58
36位 名城大学 261.81
37位 ホンダテクニカルカレッジ関西 250.67
38位 大同工業大学 225.49
39位 ものつくり大学 203.21
40位 岐阜大学 202.45
41位 九州工業大学 198.93
42位 千葉工業大学 196.83
43位 東京理科大学 194.47
44位 山梨大学 186.75
45位 福井大学 179.71
46位 神戸大学 170.59
47位 高知工科大学 153.73
48位 成蹊大学 151.18
49位 早稲田大学 146.20
50位 信州大学 141.59
51位 久留米工業大学 133.92
52位 京都工芸繊維大学 132.55
53位 大阪産業大学 124.40
54位 工学院大学 120.92
55位 福井工業大学 91.31
56位 Kunsan National University 67.47
57位 秋田県立大学 45.31
58位 北海道大学 11.10
59位 九州産業大学 -10.94
日本大学生産工学部
近畿大学工学部
賞名 受賞校 概要
経済産業大臣賞 総合優勝 上智大学
静岡県知事賞
  • 1位金沢大学
静的審査、加速性能、スキッドパッド、オートクロス、騒音、燃費、安全、軽量化努力の評点をもとに総合得点
FISITA賞 総合優勝 上智大学
ベスト・ものづくり/
デザイン賞
総合優勝 上智大学 チーム代表者1名に北京オリンピックの聖火リレーの日本国内での聖火ランナー枠(走る権利)が贈られます
総合優秀賞
  • 1位上智大学
  • 2位国士舘大学
  • 3位金沢大学
  • 4位東京大学
  • 5位芝浦工業大学
  • 6位京都大学
提供:イータス
全競技総合得点 1-6位

種目別表彰

静的審査

賞名 受賞校 概要 提供
静的優秀賞
  • 1位上智大学
  • 2位金沢大学
  • 3位横浜国立大学
  • 4位日本大学理工学部
  • 5位東京電機大学
  • 6位神奈川工科大学
静的競技総合得点 1-6位 小野測器

静的審査/コスト審査

賞名 受賞校 概要 提供
コスト賞
  • 1位神奈川工科大学
  • 2位武蔵工業大学
  • 3位日本大学理工学部
コスト・製造審査の1-3位 共和電業

静的審査/プレゼンテーション審査

賞名 受賞校 概要 提供
プレゼンテーション賞
  • 1位上智大学
  • 1位横浜国立大学
  • 3位日本大学理工学部
  • 3位金沢大学
プレゼンテーションの1-3位 東洋ゴム工業

静的審査/デザイン審査

賞名 受賞校 概要 提供
デザイン賞
  • 1位上智大学
  • 2位金沢大学
  • 3位東京電機大学
設計審査の1-3位 サイバネットシステム

動的審査/アクセラレーション審査

賞名 受賞校 概要 提供
加速性能賞
  • 1位国士舘大学
  • 2位大阪市立大学
  • 3位静岡大学
加速性能の1-3位 住友ゴム工業

動的審査/スキッドパッド審査

賞名 受賞校 概要 提供
スキッドパッド賞
  • 1位国士舘大学
  • 2位上智大学
  • 3位金沢大学
スキッドパッドの1-3位 横浜ゴム

動的審査/オートクロス審査

賞名 受賞校 概要 提供
オートクロス賞
  • 1位上智大学
  • 2位京都大学
  • 3位金沢大学
オートクロスの1-3位 ブリヂストン

動的審査/エンデュランス審査

賞名 受賞校 概要 提供
省エネ賞
  • 1位武蔵工業大学
  • 2位首都大学東京
  • 3位東海大学
燃費の1-3位 小野測器
耐久走行賞
  • 1位国士舘大学
  • 2位上智大学
  • 3位芝浦工業大学
耐久走行の1-3位 ソリッドワークス・
ジャパン

特別賞

賞名 受賞校 概要 提供
日本自動車工業会 会長賞
(環境・安全・教育特別賞)
  • 1位上智大学
  • 2位ホンダテクニカルカレッジ
    関東
  • 3位金沢大学
  • 3位国士舘大学
  • 3位静岡理工科大学
  • 3位武蔵工業大学
設計安全、衝突安全、軽量化努力、燃費、騒音、スポーツマンシップ等の評点をもとに総合得点 1-6位 日本自動車工業会
CAE特別賞
  • 1位上智大学
  • 2位静岡大学
  • 3位University of Ulsan
CAE技術を効果的に活用している1-3位 日本総研ソリューションズ
ユニークデザイン特別賞
  • 1位横浜国立大学
  • 2位South Taiwan University
  • 3位静岡理工科大学
設計において工夫・苦心している1-3位 住友スリーエム
安全設計特別賞
  • 1位立命館大学
  • 2位金沢大学
  • 3位高知工科大学
独自の安全設計を採用している1-3位 共和電業
グッドフレーム
デザイン賞
  • 1位東京電機大学
  • 2位ものつくり大学
  • 3位神奈川工科大学
優れたフレーム設計の1-3位 プレス工業
スポーツマンシップ賞
  • 1位静岡理工科大学
最もスポーツマンシップの
評価が高いチーム
自動車技術会
ベストWEBサイト賞
  • 1位上智大学
  • 2位横浜国立大学
  • 3位名古屋工業大学
  • 努力賞山梨大学
優れたチームWebサイトの1-3位 ウェッブアイ
ASME Japan賞
  • 1位京都大学
チーム運営が優れたチーム アメリカ機械学会日本支部
賞名 受賞校 概要 提供
ルーキー賞
  • 1位ホンダテクニカルカレッジ
    関西
  • 2位山梨大学
  • 3位成蹊大学
国内外FSAE大会初参加チーム全競技総合得点 1-3位 VSN

大会参加者数

合計 3,116名

チーム:1,233名、ゲスト:1,414名、プレス:114名、スタッフ:355名

エントリーチーム

Car No. 学校名 チーム名(WEBサイトリンク) キャプテン 国名
1 上智大学 ソフィアレーシング 泉 隼太 日本
2 名古屋大学 フォーミュラチーム FEM 小松 新始 日本
3 東京電機大学 TDU Racing 伊藤 優歩 日本
4 宇都宮大学 UUFD 大岡 周平 日本
5 立命館大学 RITSUMEI RACING 井上 和輝 日本
6 日本大学理工学部 円陣会 山崎 祥史 日本
7 東京大学 東京大学フォーミュラファクトリー 秋元 健太郎 日本
8 国士舘大学 Kokushikan Racing 小田 博之 日本
9 千葉大学 千葉大学フォーミュラプロジェクト 福田 雄太 日本
10 金沢大学 金沢大学フォーミュラ研究会 大竹 啓介 日本
11 横浜国立大学 横浜国立大学フォーミュラプロジェクト 山田 考浩 日本
12 静岡大学 Shizuoka University Motors 穴井 一也 日本
13 京都大学 京都大学フォーミュラプロジェクトKART 堀内 亮 日本
14 武蔵工業大学 Mi-Tech Racing 高橋 弘治 日本
15 大阪市立大学 大阪市立大学フォーミュラプロジェクト 高岡 誠人 日本
16 名古屋工業大学 名古屋工業大学フォーミュラプロジェクト 丹羽 隆彦 日本
17 岡山大学 Okayama University Formula Project 北條 明 日本
18 東京理科大学 TUS Formula Racing 竹野 元貴 日本
19 芝浦工業大学 芝浦工業大学Formula Racing 谷山 隼 日本
20 神奈川工科大学 Kanagawa Institute of Technology
Formula-SAE Project2008
宮崎 達也 日本
21 首都大学東京 TMU Formula Racing 木城 康仁 日本
22 工学院大学 工学院大学 Racing Team 前野 武士 日本
23 近畿大学理工学部 近畿大学 学生フォーミュラプロジェクト 木津 志基 日本
24 University of Ulsan Team Exponential Lee
Young-Seok
韓国
25 信州大学 信繊組 須藤 卓也 日本
26 神戸大学 神戸大学学生フォーミュラチームFORTEK 竹内 耕助 日本
27 茨城大学 Ibaraki University Racing 足立 秀樹 日本
28 早稲田大学 早稲田大学 自動車部 大野 圭祐 日本
29 慶應義塾大学 Keio-Formula.Com 山田 泰之 日本
30 ホンダテクニカルカレッジ関東 H-TEC Racing Team 田村 将史 日本
31 大阪大学 OFRAC 井上 豪 日本
32 同志社大学 同志社大学フォーミュラプロジェクト 内木 武虎 日本
33 大同工業大学 大同工業大学フォーミュラプロジェクト 上田 友佑 日本
34 静岡理工科大学 シストフォーミュラプロジェクト 小栗 淳 日本
35 名城大学 MEIJO RACING TEAM 渡辺 禎隆 日本
36 千葉工業大学 千葉工業大学 学生フォーミュラプロジェクト
チーム
廻谷 正史 日本
37 東京農工大学 TUAT Formula 磯谷 十蔵 日本
38 東海大学 Tokai Racing Team'05 高柳 夏樹 日本
39 九州工業大学 KIT-Formula 前田 正弘 日本
40 明星大学 明星大学フォーミュラカープロジェクトSTAR 鍋谷 智之 日本
41 高知工科大学 KUTフォーミュラデザインクラブ 寺井 輝晃 日本
42 福井工業大学 FUTフォーミュラプロジェクト 倉元 伯行 日本
43 Southern Taiwan University of
Technology
STUT-FSAE RE-96 Chong, Jun
Jie
台湾
44 ものつくり大学 MONO Racing 箕浦 豪 日本
45 豊橋技術科学大学 豊橋技術科学大学 自動車研究部 TUT
FORMULA
田中 和宏 日本
46 福井大学 福井大学レーシングクラブ(FRC) 小林 知生 日本
47 日本大学生産工学部 Cit-Racing Team 五十嵐 敏之 日本
48 岐阜大学 岐阜大学フォーミュラJSAEプロジェクト 山本 宗平 日本
49 Yeungnam University CMDM Yunchol Bae 韓国
50 金沢工業大学 金沢工業大学夢考房フォーミュラカープロジェクト 西川 彰彦 日本
51 近畿大学工学部 Formula Project Team K 松井 崇史 日本
51 成蹊大学 SEIKEI Formula Team 守谷 皇太 日本
53 北海道大学 Formula-SAE Hokkaido TEAM 鈴木 健介 日本
54 山梨大学 山梨大学 学生フォーミュラ部 柴田 幸季 日本
55 九州産業大学 九産大フォーミュラクラブ 寺山 広真 日本
56 Kunsan National University K.U.M.C Min-Ho Jeong 韓国
57 秋田県立大学 APU Formula Team 谷村 大輔 日本
58 京都工芸繊維大学 京都工芸繊維大学・学生フォーミュラ・プロジェクト“Grandelfino” 寺田 真 日本
59 大阪産業大学 OSU RACING 石原 慎也 日本
60 久留米工業大学 久留米工業大学フォーミュラプロジェクト 西野 雅泰 日本
61 ホンダテクニカルカレッジ関西 Integration XI 佐藤 聡 日本
62 北九州市立大学 ひびきのフォーミュラプロジェクト 今 裕一郎 日本

Photo Gallery

※画像の使用をご希望の方は大会事務局までご連絡をください。E-mail:formula@jsae.or.jp

リンク・著作権・ロゴについて

車検 2007年9月12日(水)8:00~

動的審査に進むためには、車検(技術検査/チルトテスト/ノイズテスト/ブレーキテスト)全ての検査項目での合格しなければなりません。
今年は技術検査に58チームが合格、54チームが全ての車検に合格しました。

技術検査

車両の安全・設計要件のレギュレーション適合などの検査。

技術検査、チルト&ノイズテスト、ブレーキテストに合格するごとに車検ステッカーを車両に貼ります。
ステッカーが3枚揃いロゴが完成すると動的審査に進むことができます。

難関の技術検査に合格した記念に、技術検査に集まったチームメンバーの喜びの一枚。
動的審査への第一歩!

チルトテスト

車両を最大60度傾斜させ、燃料漏れや転覆しないことを確認。

ノイズテスト

排気音110dB以下であることを確認。

ブレーキテスト

フルブレーキで4輪ロックを確認。
車検の最後がブレーキテストです。3枚揃った車検ステッカーと共に動的審査へGO!

静的審査 2007年9月12日(水)8:00~

静的審査にはコスト審査、プレゼンテーション審査、デザイン審査があります。

コスト審査

予算とコストは、生産活動を行うにあたって重要な要素であることを参加者に学ばせることが狙いです。
車両の製造コストはUS$25,000以下。事前の期限までに提出したコストレポートのコスト精度、車両との適合を審査します。

プレゼンテーション審査

開発車両の設計が「アマチュアの週末レース市場の要求に合致しており、製造販売で利益を出せることを製造メーカーの役員に納得させる」という仮想シチュエーションで行います。学生のプレゼンテーション能力を評価します。
製造メーカーの役員へのプレゼンテーションという設定のため、学生はスーツ着用で審査に臨みます。

デザイン審査

事前に提出した設計資料と車両をもとに、どのような技術を採用し、工夫をしているか、またその採用した技術が市場性のある妥当なものかを評価します。具体的には、車体および構成部品の設計の適切さ、革新性、加工性、補修性、組立性などについて口頭試問があります。

動的審査

動的審査にはアクセラレーション、スキッドパッド、オートクロス、エンデュランスがあります。

アクセラレーション 2007年9月13日(木)8:00~

0-75m加速。各チーム2名のドライバーがそれぞれ2回、計4回走行しタイムを競います。
第5回大会では、ここまで車検を通った28チームがチャレンジ!

スキッドパッド 2007年9月13日(木)8:00~

8の字コースによるコーナリング性能評価。各チーム2名のドライバーがそれぞれ2回、計4回走行しタイムを競います。
第5回大会では26チームが走行しました。

オートクロス 2007年9月13日(木)13:00~

直線・ターン・スラローム・シケインなどによる1周約800mのコースを2周走行。
各チーム2名のドライバーがそれぞれ2回、計4回走行しベストタイムを競います。
第5回大会では43チームが走行しました。

エンデュランス 2007年9月14日(金)・15日(土)8:00~

直線・ターン・スラローム・シケインなどによる周回路を24周走行。車の全体性能と信頼性を評価するのが狙いです。
コース長は約900m。燃費はエンデュランス時の燃料消費で評価されます。
オートクロスのタイム順にスタートして9月14日及び15日の2日間で審査を行いました。
1日目は日没まで35チームが、2日目は19チームが走行しました。
動的審査のメインイベントといえるエンデュランスの配点は全競技のうち最大の350点(+燃費50点)です。
各チームは一年間の成果を発揮し、約30分間のタイムトライアルを繰り広げました。

デザインファイナル、集合写真・表彰式

デザインファイナル 2007年9月15日(土)11:00~

初日に行われたデザイン審査の上位5チームは最終日にファイナル審査を受け、これによりデザイン審査の最終順位が確定します。
第5回大会でデザインファイナルに進出した5チームは、上智大学、名古屋大学、東京電機大学、金沢大学、慶應義塾大学。

集合写真・表彰式 2007年9月15日(土)13:00~

集合写真撮影と表彰式が相次いで行われ、熱戦を繰り広げた4日間にわたる大会が幕を下ろしました。
選手にとっても運営スタッフにとっても感動のフィナーレです。
チーム・スタッフ・観戦にご参加いただいた皆さま、また来年お会いしましょう。

プログラム