沿革
本会は、1947年(昭和22年)2月1日に、“自動車に関わる科学技術の進歩発達を図り、もって学術文化の振興及び産業経済の発展並びに国民生活の向上に寄与する”(定款第4条)ことを目的として設立され、同年6月に文部省(現文部科学省)、商工省(現経済産業省)、運輸省(現国土交通省)から、社団法人として許可されました。
日本学術会議への学術研究団体としての登録及び日本工学会への加盟、海外ではFISITA(国際自動車技術会連盟)・APAC(アジア太平洋自動車技術会議)の有力メンバーとして、積極的な活動を展開しています。
そして、2011年(平成23年)4月1日。
自動車技術会は内閣府より公益社団法人への移行認定を受け、公益社団法人としてさらなる発展へ向けて、新たなスタートを切りました。
出版物関連
イベント関連
1940年代
1947年 |
社団法人自動車技術会創立 関東・中部・関西支部発足 |
1948年 |
学生自動車研究会発足 |
1950年代
1951年 |
自動車技術会賞創設 |
1957年 |
「自動車工学ハンドブック」刊行 「中部支部報」創刊 |
1960年代
1960年 |
FISITA(国際自動車技術会連盟)加盟 |
1961年 |
九州支部発足 |
1964年 |
第10回FISITA国際会議を日本(東京・京都)で開催 |
1965年 |
ISO/TC22のPメンバー(Participating Member)として参加 |
1968年 |
「外国自動車技術文献抄録誌」創刊 |
1970年代
1970年 |
「自動車技術会論文集」を別冊として創刊 |
1971年 |
FISITA会長に本会会員・前田利一氏就任 日豪自動車技術会議創設 |
1972年 |
ISO/TC22/SC22(モーターサイクル)の幹事国となる |
1973年 |
第16回FISITA国際会議を東京で開催 |
1977年 |
JASO(自動車規格)英訳開始 |
1978年 |
東北・北海道支部発足 SAE Review創刊 |
1979年 |
日豪自動車技術会議を発展的に解消し,IPC(太平洋自動車技術会議)を創設 |
1980年代
1980年 |
関東支部報「高翔」創刊 |
1981年 |
日本工学会加盟 |
1983年 |
海外発表奨励制度創設 |
1984年 |
日本学術会議に学術研究団体として登録 ISO/TC22/SC5/WG2(排ガステスト)/SC22/WG1(二輪用語)/SC22/WG4(モペット用語)の幹事国となる |
1985年 |
「自動車技術会ニュース」創刊 |
1986年 |
学生自動車研究会機関紙「がくじけん」創刊 |
1987年 |
SETC(Small Engine Technology Conference)創設 ISO/TC22/SC10/WG2(歩行者保護)幹事国となる |
1988年 |
「自動車技術会ニュースレリース」創刊 |
1989年 |
FISITA会長に中村良夫氏就任 個人会員数 25,000名突破 |
1990年代
1990年 |
「自動車技術ハンドブック」全4分冊を刊行開始 |
1992年 |
「第1回人とくるまのテクノロジー展」開催 「関西支部ニュース」創刊 第1回AVEC(車両運動制御)国際シンポジウムを横浜で開催 |
1993年 |
ISOの新設TC204(車両交通情報制御システム)においてWG14(走行制御)幹事国(団体)となる |
1994年 |
個人会員数 30,000名突破 |
1995年 |
学生向け(学生自動車研究会)機関紙「がくじけん」を季刊誌「MotorRing」に改版 ISO/TC22/SC22/WG17(二輪エンジンエネルギー)幹事国となる |
1996年 |
第1回CVT(無断変速機)国際会議を横浜で開催 |
1997年 |
創立50周年記念式典及び記念展示会開催 「自動車用語和英辞典」刊行 自動車技術シリーズ全12巻刊行開始 自動車技術会ホームページを開設 JASOのCD-ROM電子出版化開始 |
1998年 |
春季大会において英語講演発表の申込み受付けを国内外に展開 ISO/TC22/SC5/WG10(走行抵抗設定)幹事国となる |
1999年 |
インターネットによる情報提供サービス開始 春季大会で学会・業界トップによる"Keynote Address"を開始 第15回内燃機関シンポジウムを韓国で開催 |
2000年代
2000年 |
学生(学生自動車研究会)によるキットカー日本列島縦断リレー開催 「平成12年度工業標準化貢献事業者」として通商産業大臣賞を受賞 日本技術者教育認定機構(JABEE)の正会員へ登録 自動車技術史調査最終報告書提出及び自動車技術180選の完成 自動車産業技術戦略報告書完成 JASO、JIS D(自動車)、TRIASをまとめた「日本の自動車規格」を刊行 |
2001年 |
春季大会でGIA(Government, Industry & Academia) フォーラムを初回開催 全日本 学生フォーミュラ大会のトライアルイベント開催 メールマガジン ”JSAEメルマガ”をスタート 「自動車技術」をA4版で発行 第1回アジア自動車技術会事務局会議の開催 大学院研究奨励賞及びJSAE EXPOSITION AWARDの創設 技術者育成委員会の設置 「新編自動車用語和英辞典」発刊 |
2003年 |
オンデマンドライブラリー(書籍,文献のインターネット販売)開始 インターネットを使った個人会員向けサービスを開始 第1回 全日本 学生フォーミュラ大会を開催し、大成功を収める Fuels & Lubricants Meetingを横浜で開催 IBEC2003(車体に関する国際会議)を千葉で開催 韓国でアジアISO講習会の開催 正会員数で最大規模の工学系学術団体になる 自動車工学基礎講座開設 |
2004年 |
自動車技術文献抄録誌及びReview of Automotive Engineering の電子配信開始 「自動車工学基礎講座(CD-ROM版)」発刊 会員サービスシステムのフル稼動 自動車技術会フェロー制度開始 シニア・エキスパート制度開始 |
2005年 |
第1回夏季大会-GIAダイアログ-開催 経済産業省特定標準化機関に認定(JIS規格策定認可取得) |
2006年 |
個人会員数4万人超 FISITA2006 横浜大会 開催 FISITA会長に齋藤明彦氏就任 第1回 FISITA Formula SAE World Cup の開催 自動車エンジニアレベル認定制度開始 |
2007年 |
創立60周年記念事業挙行 アジア自動車技術会会長会議 開催 |
2008年 |
第1回キッズエンジニア2008 |
2009年 |
技術教育賞創設 |
2010年代
2010年 |
会誌「自動車技術」全面カラー化 インターネットによる英文ジャーナル誌創刊 |
2011年 |
内閣府より公益社団法人の認定を受ける 第1回EV技術国際会議EVTeC'11を横浜で開催 「新日英中自動車用語辞典」を発行 2011 Powertrain, Fuels & Lubricants Meetingを京都で開催 第1回国際シンポジウムFAST-zero'11を東京で開催 SETC 2011を札幌で開催 東北被災地でミニキッズエンジニアを開催 |
2012年 |
今後10年の活動指針「将来ビジョン」をウェブサイトで公開 「人を対象とする研究倫理ガイドライン」発効 JSAE Paper Archives(文献無料閲覧サービス)開始 全日本 学生フォーミュラ EVプレ大会開催 第1回カーデザインコンテスト開催 |
2013年 |
春季大会にて「女性技術者のための交流会」を初開催 全日本 学生フォーミュラ大会がFormula SAEシリーズとなる FAST-zero'13を名古屋で開催 第1回新車技術セミナー開催 二輪車の運動・制御国際会議 BMD2013を千葉で開催 会誌年鑑号(2013年8月号)の英訳版をウェブサイトで公開 ISO/TC204総会を10年ぶりに日本(神戸)で開催 |
2014年 |
自動車技術展:人とくるまのテクノロジー展を名古屋で初開催 ISO/TC22が再編され、SC32(電子・電装)の議長・幹事国およびSC38(モーターサイクル・モペット)の議長国に就任 |
2015年 |
自動車工学基礎講座を広島で「公益財団法人ひろしま産業振興機構」共催で開催 自動車工学基礎講座をバンコクでタイ政府の支援で初開催 自動車技術ハンドブックを11年ぶりに全面改訂し順次発行を開始 個人会員数5万人超 |
2016年 |
自動車技術展:人とくるまのテクノロジー展の名古屋での通年開催を決定 自動車工学基礎講座を東北で宮城県との共催で開催 自動車工学基礎講座を九州で北九州市との共催で開催 |