学生フォーミュラ日本大会2022 開催報告
PR-22013
公益社団法人 自動車技術会(会長 大津 啓司)は、2022年8月下旬~9月上旬に、「学生フォーミュラ日本大会2022」を開催しました。
静的審査の「Cost & Manufacturing Event」・「Presentation Event」・「Design Event」は、8月23日(火)~9月1日(木)にオンライン上にて開催しました。動的審査の「Acceleration Event」・「Skidpad Event」・「Autocross Event」・「Endurance Event」と静的審査の「Design Final Event」は、9月6日(火)~10日(土)の5日間にわたり、静岡県袋井市/掛川市のエコパ(小笠山総合運動公園)にて開催しました。動的審査のエコパでの実地開催は2019年以来3年ぶりとなります。
エコパ(小笠山総合運動公園)では、車検/動的審査辞退を除く54チームが競技に参加しました。
【競技参加チーム内訳】
国内ICV(ガソリン自動車)クラス:42チーム
国内EV(電気自動車) クラス:12チーム
リザルト
2017年の第15回大会以来、5年ぶりに京都工芸繊維大学が総合優勝に輝きました。
カテゴリー別では、ICVクラスの1位が京都工芸繊維大学、EVクラスの1位が静岡理工科大学という結果でした。
京都工芸繊維大学は、事前にオンラインで実施した静的審査でも好成績を残した状態で、リアルのエコパ(小笠山総合運動公園)に参戦という状況で周囲の期待からプレッシャーの掛かる中、2位以下に大差をつけての総合優勝となりました。
EVクラス1位となった静岡理工科大学は、ICVクラスで好成績を残してきたチームがEVにクラスチェンジする中でも、2013年~2015年まで連続してEVクラス1位という実績を残す古豪として、各チームが車検に苦戦する中でも安定感のある結果を残し7年ぶりにEVクラスの1位に輝きました。
3年ぶりの実地開催となりましたが、コロナ禍という苦しい状況でも実績と伝統のあるチームが結果を残す大会となりました。
各賞など詳細リザルトは、以下をご確認下さい。
https://www.jsae.or.jp/formula/jp/SFJ/official_announce.php
来場者数
本年の来場者数は、8,945名でした。(コロナ禍により来場制限を行いました。)
開催日 | 来場者数(延べ人数) |
---|---|
9月6日(火) | 1,595名 |
9月7日(水) | 1,652名 |
9月8日(木) | 1,870名 |
9月9日(金) | 1,921名 |
9月10日(土) | 1,907名 |
計 | 8,945名 |
企業PRコーナー
62社のスポンサーが企業PRコーナーを設け学生で賑わっていました。
【総合優勝、ICV(ガソリン自動車)クラス優勝】
京都工芸繊維大学
【EV(電気自動車)クラス優勝】
静岡理工科大学
関連リンク
大会の様子またチームの密着取材の様子などを自技会チャンネルで展開中です。