第16回 全日本 学生フォーミュラ大会 開催報告
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公益社団法人 自動車技術会(会長 坂本 秀行)は、2018年9月4日(火)~8日(土)の5日間にわたり、「第16回 全日本 学生フォーミュラ大会」を静岡県袋井市/掛川市のエコパ(小笠山総合運動公園)で開催しました。
なお台風21号の影響で、全体スケジュールが半日後ろ倒しになった事を受けて、交流会と表彰式は中止となっています。
本年は過去最多の138チームがエントリーし、98チームを上限とし参加受付を行い、最終的に93チームが本大会に参加しました。
【参加チーム内訳】
国内ICV(ガソリン自動車)クラス:63チーム
海外ICV(ガソリン自動車)クラス:15チーム
国内EV(電気自動車) クラス:9チーム
海外EV(電気自動車) クラス:6チーム
リザルト
総合優勝(経済産業大臣賞)は、大阪大学が受賞しました。
ICVクラスでは、大阪大学が8年ぶり2度目のICV総合優勝となり総合成績(クラス混合)でも1位でした。ICVクラス2位の京都工芸繊維大学とは、約13ポイントの僅差でした。
大阪大学は、車両設計において「軽量化(昨年度比18㎏減)・低重心化」をコンセプトとして開発しました。動的審査では、エンデュランス(耐久走行審査)時、雨天の走行となりましたが3位と健闘しました。他の動的審査と静的審査でも安定した成績を残しました。
ICVクラス2位となった京都工芸繊維大学は、大会タイ記録となる上智大学の3連覇に惜しくも届きませんでした。
EVクラスでは、名古屋大学がEV総合優勝し2連覇を達成しました。また、総合成績(クラス混合)でも3位と健闘しました。
名古屋大学は、EVチーム初の総合成績(クラス混合)1位を目標にしていましたが、昨年の4位から着実に順位を上げ、来年は悲願の総合成績(クラス混合)1位が期待できる結果となりました。
各賞など詳細リザルトは、以下をご確認下さい。
https://www.jsae.or.jp/formula/past-result/2018ver/
来場者数
本年の来場者数は、17,710名でした。
開催日 | 来場者数(延べ人数) |
---|---|
9月4日(火) | 2,636名 |
9月5日(水) | 2,947名 |
9月6日(木) | 3,973名 |
9月7日(金) | 3,741名 |
9月8日(土) | 4,308名 |
計 | 17,605名 |
全日本 学生フォーミュラ大会 ドキュメンタリー番組放送のお知らせ
日 時:2018年11月18日(日)11:00~11:55
放送局:BS朝日(BSデジタル 5 チャンネル)
本番までの彼らの悪戦苦闘ぶりを通して学生フォーミュラとは?日本の未来を担う若者とは?に迫るドキュメンタリー番組です。