自動運転AIチャレンジ2023(シミュレーション) 開催

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公益社団法人自動車技術会(会長 大津 啓司)は、オンラインにて開催する自動運転AIチャレンジ2023(シミュレーション)の参加登録を2023年11月6日(月)に開始致します。
自動運転AIチャレンジは、毎年インテグレーション大会及びシミュレーション大会の2つの大会を開催しております。インテグレーション大会は、小型モビリティに開発したプログラムを搭載して走行競技を行います。シミュレーション大会は、様々なシナリオをシミュレーター上で再現して、課題に挑むオンライン完結の大会です。
自動運転AIチャレンジ2023(シミュレーション)では、End to End(E2E)シミュレーション環境におけるレースをテーマに、安全かつ高速に走行できる自動運転技術の開発への貢献を目標としています。

大会概要

競技詳細

参加者は、Autoware.Universe(注1)をベースとした自動運転ソフトウェアを開発し、End to Endシミュレーション空間(AWSIM)(注2)を走行するレーシングカーに実装していただきます。開発した自動運転ソフトウェアで、安全に走行しながらレースに勝利することが目標です。
(注1)
Autoware.Universe:自動運転システム用オープンソースソフトウェアの変更拡張可能なパッケージ群
(注2)
AWSIM:オープンソース自動運転シミュレーター

競技環境

本大会の走行コースは全長 約5.8kmで、ロングストレートやヘアピンカーブを含む複雑な形状をしております。このサーキットをテーマとしたコースを、複数台のライバル車とともに走行します。ライバル車は参加者の自動運転車に合わせて加減速やコース変更をするため、戦略的な経路計画が求められます。

競技のポイント

シミュレーション・レースで好成績を目指すためには、設定された複雑なコースの中で同時走行する他車の動きを把握、予測して自車に最適な経路計画を策定し、高速走行を可能とするアルゴリズムの構築が不可欠です。そのためには①高速かつロバストな認識機能の開発、②戦略的な経路計画、③高速域に対応した制御モジュールの開発といった観点が重要となります。参加者は、これらの観点を取り入れながらソフトウェア開発を行い、シミュレーション上のレーシングカーに実装をします。

評価基準

本大会では、速く、安全にゴールにたどり着くことを目標にしています。そのため、参加者の自動運転ソフトウェアによる走行は以下の3つの観点で評価されます。スコアリングとルールの詳細は、後日公開する参加者向けのドキュメンテーションで公開予定です。

  • 走行距離
  • 安全性 
  • スピード

表彰

決勝大会の1位~3位までのチームには賞金の授与があります。

また、今回は、参加者間における知識の共有を促し、全体のレベルを向上させることを目的に以下の特別賞を設置致します。応募方法など詳細は後日、自動運転AIチャレンジの公式HP上にてご報告致します。

  • 最優秀賞 20万円
  • 優秀賞  10万円
  • 3位    5万円

特別賞①:コミュニティ貢献賞・広報賞
目的:この賞は、コミュニティでの活動や広報活動を奨励し、評価します。
方法:SNSでの活動、及びイベントの開催を総合的に加味し、表彰者を決定します。
賞金:合計35万円(7名×5万円)

特別賞②:プレゼンテーション賞
目的:表彰式にて行われるプレゼンテーションをより発展的なものにするため、複数の軸から評価を行います。
方法:プレゼンテーションは、参加者から募集をして行います。評価は表彰式出席のスポンサーによる投票と致します。
賞金:合計15万円

スケジュール

2023年11月6日(月)参加登録開始

2023年12月4日(月)大会開始

2024年1月31日(水)終了

2024年2月下旬   表彰式

運営体制

主催:公益社団法人自動車技術会

後援(予定):経済産業省、東京大学生産技術研究所、東京大学モビリティ・イノベーション連携研究機構、一般社団法人日本自動車工業会、一般社団法人日本自動車部品工業会、一般社団法人日本ディープラーニング協会、特定非営利活動法人ITSJapan

報道関係者の問い合わせ先

(公社)自動車技術会 島田、鹿目(かのめ)

TEL: 03-3262-8219

FAX: 03-3261-2204

Email: press@jsae.or.jp

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