<自動車技術展:人とくるまのテクノロジー展2018 名古屋> 開催報告
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公益社団法人自動車技術会(会長 坂本 秀行)は、人とくるまのテクノロジー展2018名古屋を2018年7月11日(水)~7月13日(金)の3日間にわたり、愛知県名古屋市のポートメッセなごやで開催しました。
本イベントは自動車産業の第一線で活躍するエンジニアのための自動車技術専門展として1992年に横浜で始まりました。名古屋での開催は今回で4回目となり、前回の320社を上回る366社(名古屋初出展が92社)にご出展頂き多くの皆様に御来場頂きました。
ワークショップでは、出展社による1回30分の講演を49件実施しました。プレゼンテーションを通じて、製品技術情報や企業・業界情報などを詳しく紹介しました。
ピックアップセミナーでは、出展社の優れた製品や技術にフォーカスを当て、テーマに沿った3講演を行いました。
本会の各技術部門委員会が企画するフォーラムを2件実施し最新の技術動向を紹介しました。
中部地区の技術者を中心とした研究成果発表会では、16件の発表がありました。
いずれのイベントも多くの方に聴講頂き盛況に終わる事ができました。
来場者数
開催日 | 人とくるまのテクノロジー展2018 名古屋 |
---|---|
7月11日(水) | 10,024名 |
7月12日(木) | 13,241名 |
7月13日(金) | 18,041名 |
3日間の合計 | 41,306名 |
3日間の合計41,306名で、名古屋での最多来場者数となりました。
オープニングセレモニー
1日目の9:40より、オープニングセレモニーを行いました。来賓として愛知県副知事 森岡仙太様、 名古屋市長 河村たかし様、 中部経済産業局長 富吉賢一様(※「吉」は土に口)からご祝辞を賜りました。テープカットは、来賓と坂本秀行会長、西井清治中部支部長、豊増俊一展示会企画会議議長が行いました。
企画展示
様々な分野にわたり“知恵・技・匠”を駆使したユニークな要素技術にスポットを当て、31社の技術をご紹介しました。まだ自動車産業に参入していない企業からの興味深い提案に来場者は関心を持っていました。
講演
講演は、以下4件を実施しました。
●中部支部企画講演●
社員との絆とものづくり、そして技術伝承 ~ものづくりに終わりはない~
ダイヤ精機株式会社 代表取締役 諏訪貴子氏
実世界に埋め込まれる人工知能
国立研究開発法人産業技術総合研究所 情報・人間工学領域 人工知能研究センター副研究センター長 麻生英樹氏
●特別講演●
大型トラック「GIGA」 ~5つの視点で磨き上げた5つ星トラック~
いすゞ自動車株式会社 大型商品企画・設計部 チーフエンジニア 赤木三昌氏
新世代レクサスLS 唯一無二のフラッグシップセダンを目指して
トヨタ自動車株式会社 Lexus International 商品企画 チーフエンジニア 旭利夫氏
試乗
最新技術搭載車の公道試乗(一部同乗)には、461名が参加されました。
近未来型エアレスコンセプトタイヤ同乗体験には、202名が参加されました。
昨年好評だった往年の名車ー同乗体験には、引き続きクラシックカーオーナーズクラブにご協力いただき208名が参加されました。
学生フォーミュラブース
今年の全日本 学生フォーミュラ大会に参戦するトヨタ名古屋自動車大学校(EV)、名古屋工業大学、静岡大学、名古屋大学(EV)の学生が集まり展示を行いました。また1日目にプレゼンテーションと参戦に向けた記者発表を行いました。