キッズエンジニア2017 開催報告
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公益社団法人 自動車技術会(会長 松本宜之)は、2017年8月4日~5日の2日間にわたり名古屋市の「ポートメッセなごや」にて「キッズエンジニア2017」を開催しました。「ポートメッセなごや」では初の開催となりました。
キッズエンジニアは小学生を対象にした体験型学習イベントで、自動車に係わる様々な分野の科学技術やものづくりに興味を持ってもらうことを目的に2008年より毎年開催しております。名古屋での開催は2年ぶり、今回で4回目の開催となりました。
自動車メーカーや部品メーカー各社が企画し、37件のプログラムを行いました。2日間の開催で計5,345名の来場者があり、会場は連日多くの親子連れで賑わいました。
名古屋での開催年 | 1日目 | 2日目 | 計 |
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2015年 | 2,597名 | 2,645名 | 5,242名 |
2017年 | 2,505名 | 2,840名 | 5,345名 |
プログラムは、子供たちに興味関心を持たせるような、各社の特徴や持ち味のある、工夫を凝らしたものになっており、主に現場で活躍しているエンジニアにより進行されます。
内容は、実際に手を動かして部品を組み立て動かしたり、またパソコンを使用してのデザインやプログラミングを考えるものがあります。
他には、カラーペンを使って絵を描いたり、フェルトや毛糸、モール、ボタン、どんぐりなど身近にあるものを使用してデコレーションをしたりと、個性あふれる作品が出来上がっていました。 積極的に手を挙げて質問をするなど“本物のエンジニア”のような面持ちでプログラムに取り組む子供たちの姿が見られました。
また、白バイ・起震車や自衛隊の特殊車両などの展示は、見るだけでなく乗車することができるため、子供たちに人気でした。
≪今回初登場のプログラム NEW≫
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No.8 保護者も一緒! ラインに沿って自動的に動く車を作って遊ぼう
親子が一緒に車の工作キットを作成しました。パソコンで作成したプログラミングを車に組み込む事で画用紙に描いたライン上を自動で走らせる事ができました。
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No.21 自動車が、早く走ったり、さか道を登れるのは、どうして?
モーターと歯車を使った模型自動車を作成しました。作成した自動車が坂道を登る時に歯車の違いで動きが変わる事を体験していました。
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No.29 もれもれの世界を救え! (小さな部品の大きな存在を実感しよう!)
探検風にブース内を進む事でオイルシールなどの小さな部品の重要性を体感しました。
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No.34 自動車と鉄道のブレーキ勉強コーナー
自動車に使われているブレーキや新幹線のブレーキのサンプルを積んだブレーキ技術教育巡回車両を見ることができました。
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No.37若手カーデザイナーによるクルマのスケッチ教室
クルマのスケッチを上手く描くための基礎技術とテクニックを若手カーデザイナーが実習を通じてアドバイスしました。
【報道関係者の問い合わせ先】
- (公社) 自動車技術会 担当:鹿目
- TEL: 03-3262-8219 FAX: 03-3261-2204
- E-mail: press@jsae.or.jp
- ※画像のダウンロードはこちらから(8月末まで掲載しています。)
http://www.jsae.or.jp/kids2017press/