自動運転AIチャレンジ2024決勝大会 表彰式 開催報告

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公益社団法人自動車技術会による「自動運転AIチャレンジ2024決勝大会」の表彰式が、12月13日(金)に東京都新宿区のコモレ四谷タワーコンファレンスで開催されました。

  

大会概要

自動運転AIチャレンジは、次世代の自動車技術者の発掘・育成を目的に2019年から始まったイベントで、今回が9回目の開催です。本大会は、自動運転技術の研究開発を促進するために、CASEやMaaSと呼ばれる分野における新たなアプローチを支援しています。

  • 予選大会

期間: 2024年7月2日~9月2日

参加数: アドバンストクラス6チーム44名 チャレンジクラス139チーム353名 合計145チーム397名

内容: デジタルツイン指向のシミュレーターを用い、オンライン上で指定されたコースを効率的に走行するアルゴリズムを競いました。自動運転ソフトウェアの構造を学びつつ、行動・判断アルゴリズムのパラメータ調整や新アルゴリズムの開発に取り組みました。

予選大会の様子

  • 決勝大会

日程: 2024年11月8日・9日
内容: EVレーシングカートを使用し、予選でのシミュレーションの成果を実車両で検証。シミュレーションでは対応できない実車特有の課題への対応力を試しました。
結果: 16チームが参加し、アドバンスクラスとチャレンジクラスでそれぞれ3チームが表彰対象に選ばれました。

決勝大会の様子

  • 表彰式と交流会

表彰式では、各クラスの受賞チームへの賞が授与されました。その後の交流会では、参加者が大会に向けて取り組んだ工夫や課題解決のプロセスについて発表を行い、スポンサーによる投票で優れたプレゼンテーションがさらに評価されました。

表彰式の様子

このイベントは、次世代の自動車技術者たちが実践的な経験を積む場として、また業界内での交流を深める機会として高く評価されています。

主催:公益社団法人自動車技術会

後援:経済産業省、東京大学生産技術研究所、東京大学モビリティ・イノベーション連携研究機構(UTmobI)、一般社団法人日本自動車工業会、一般社団法人日本自動車部品工業会、一般社団法人日本ディープラーニング協会、特定非営利活動法人ITS Japan

結果

  • アドバンスクラス
表彰 チーム名 タイム
アドバンストクラス 最優秀賞 TPAC 56.080
アドバンストクラス 優秀賞 iASL 1:00.079
アドバンストクラス 3位入賞 B(oo)ars 1:02.745
  • チャレンジクラス
表彰 チーム名 タイム
チャレンジクラス 最優秀賞 Roborovsky 52.010※
チャレンジクラス 優秀賞 SNE 54.215
チャレンジクラス 3位入賞 TeamS 56.269

※最速タイムの「Roborovsky」に日本自動車工業会会長賞を授与

  • コミュニティ貢献賞・広報賞
表彰 チーム名 名前
プラットフォーム枠 TPAC 岩佐健太 様
自動運転技術枠 とっとこちゅら太郎 青木壮椰 様
自動運転技術枠 Roborovsky 加藤健太 様
佐藤高志 様
広報賞 iASL 時田颯人 様
  • プレゼンテーション賞
表彰 チーム名 名前
表彰式前のプレゼンテーション企画でスポンサー及び来場者から投票による上位3チームに授与 Roborovsky 加藤健太 様
鬼Backs 牧野和輝 様
SNE 生駒 創 様

競技スポンサー

  • プラチナクラス
    • 日産自動車株式会社
    • 本田技研工業株式会社
    • トヨタ自動車株式会社
  • シルバークラス
    • マツダ株式会社
    • 日立Astemo株式会社
  • ブロンズクラス
    • トヨタ車体株式会社
    • 株式会社SOKEN
    • ヤマハ発動機株式会社
    • 株式会社クボタ
    • 株式会社カタナコーポレーション
    • 豊田合成株式会社
    • 株式会社デンソー
    • 株式会社ブリヂストン
    • SCSK株式会社
    • 愛知機械工業株式会社
    • いすゞ自動車株式会社
    • 三菱自動車工業株式会社
    • (申し込み順で記載)
  • 特別協賛
    • 株式会社ティアフォー

報道関係者の問い合わせ先

(公社)自動車技術会 広報・会員課

TEL: 03-3262-8219

FAX: 03-3261-2204

Email: press@jsae.or.jp


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