JSAE HOME

日野ルノー PA型

  • 日野ルノー PA型

日本の自動車技術発展の大きなイベントとして戦後外国自動車メーカーとの技術提携によるノックダウン~国産化が挙げられ日野がルノー、日産がオースチン、いすゞがヒルマンと技術提携した。
日野は1953年2月にルノーと調印、同年4月にノックダウン組立車発売以降国産化割合を増やし1958年8月に完全国産化、1963年生産打ち切り迄に約3.5万台生産した。
年発売当初万円と高価だったがコップ一杯のガソリンで4キロメートルの経済性、オーナードライバー向けの手頃なサイズ等から売れ行きは非常に良く、その後爆発的モータリゼーションの引き金の一つになったと言える一方、技術面ではこの提携を通じて高周波焼き入れ、プレス技術、塗装技術等々の技術収穫が得られたと言える。

保管場所 日野自動車工業株式会社 総務部 (〒191-8660 東京都日野市日野台3-1-1)
製作(製造)年 1953
製作者(社) 日野自動車工業株式会社 総務部 (〒191-8660 東京都日野市日野台3-1-1)
資料の種類 量産車
現状 展示(静態)・公開
車名 / 製作
車名
日野ルノー
モデル名
PA型
会社名
日野ヂーゼル工業(株)
製作年
1953
車種・用途
乗用車
実車所在/模型
有り
型式 / 重量
スタイル
4ドアセダン
ドア数
4ドア
乗員
4名
車両重量
空車560kg
車体 / 寸法
構造
モノコック
全長
3,610mm
全幅
1,430mm
全高
1,480mm
タイヤサイズ
5.00-15-2プライ
車体 / 車軸 / 操縦 / 付属
前軸
ウイッシュボーン
後軸
スイングアクスル
軸距
2,100mm
前トレッドx後トレッド
1,210×1,210mm
ステアリング
ラックとピニオン
機関 / 寸法 / 出力
冷却/気筒配列
水冷/直4
弁機構
OHV
内径x行程
54.5×80mm
排気量
748cc
最高出力/回転数
21HP/4,000rpm
過給機
なし
燃料タンク容量
27.5L
特徴
リヤエンジン
ハイブリッド
ハイブリッドシステム形式
なし
駆動系
変速機
前3、後1
駆動方式
R-R
性能
モード燃費
-
参考文献日野自動車50年史、オールドタイマー93-12
その他事項足ブレーキ:オイル;手ブレーキ:ケーブル・後輪作動;最終減速比:4.71;最高速度:87km/h;燃費率:20km/