保管場所 | - |
---|---|
製作(製造)年 | 2006 |
製作者(社) | 日産自動車株式会社 |
資料の種類 | 量産品 |
現状 | 量産品 |
会社名 / 制作 |
|
機能・作用等 | 後輪アクチュエータはサスペンションメンバーに取付けられ、モータ回転を減速機構で並進運動に変換し、サスペンションロアリンクを介して後輪を操舵する。前輪操舵用アクチュエータはハンドルと一体で回転し、内臓のモータにより、ハンドル操作に対する切り増し/切り戻しを行う。 低速域(10~40km/h)では、ギア比を制御し、少しの舵角で前輪が大きく曲がり、楽に取り回しができる。中速域(40~80km/h)でも、ステアリング操作開始時、前輪を切り増ししすばやく車両の向きを変えるとともに、後輪を同じ方向に切ることで、高い安定性を保ちながらきびきびとした車両の動きを実現している。高速域(80km/h~)では車速の上昇に伴いステアリング操作に対する前輪の切れ角を徐々に抑え、後輪を前輪と同じ方向に操舵し、車体の横滑りを小さくし安定した走行ができる。 |
エピソード・話題性 | 2007~2008 日本自動車殿堂カーテクノロジーオブザイヤー受賞 |
参考文献 | 日産自動車ホームページ、日産技報 No.60 (2007-03) |