保管場所 | - |
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製作(製造)年 | 2008 |
製作者(社) | 日産自動車株式会社 |
資料の種類 | 量産車 |
現状 | 市販中 |
搭載車種 | キューブ、ノート、GTR等 |
エピソード・話題性 | 第60回自動車技術会賞 技術開発賞 平成23年度関東地方発明表彰 発明奨励賞 |
特徴 | 触媒中の構造をナノレベルで制御し、貴金属を付着させる基材のまわりに物理的な仕切りを設定することで、貴金属の凝集による排出ガスとの接触面積の減少を抑え、貴金属の使用量を半減した。また、貴金属の浄化機能を高める酸素吸放出材(助触媒)をナノレベルで近接化、貴金属の使用量をさらに半減化し、貴金属使用量75%低減を実現。 基材には、セリア(CeO2)を主成分とする貴金属との化学結合力が強い材料を使用、仕切り材にはアルミナ(Al2O3)を主成分とする貴金属との化学結合力が弱い材料を使用しており、排出ガスの耐久条件下でも基材の凝集を抑制、各基材が孤立した状態をとる。また、貴金属粒子は仕切り材を乗り越えて移動しないため、貴金属は個別の基材上での凝集に留まる。 |
参考文献 | 日産自動車ニュースルーム 2009年自技会論文 (自動車技術会論文集 Vol.40 No.4) 2011年自技会論文 (自動車技術会論文集 Vol.42 No.2) |