保管場所 | 日産ディーゼル工業株式会社(所有者)、(株)クリエイトセンター(管理者)(〒362-8523 埼玉県上尾市大字壱丁目1番地(所有者)、〒332-0002 埼玉県川口市弥平3-13-16(管理者)) |
---|---|
製作(製造)年 | 1995 |
製作者(社) | 日産ディーゼル工業(株) |
資料の種類 | 試作品 |
現状 | 保存・非公開 |
名称 / 製作 |
|
装置構成 | 変速本体(機械式変速機)、操作部(運転席)、指示部(運転席)、制御部(電子制御ユニット)、エンジン制御部(電子ガバナ用)、クラッチ制御部 |
仕様 |
|
効能 |
|
エピソード・話題性 | 日本で初の電子制御を用いた大型トラック トラクタ用多段変速機半自動変速装置である。 |
特徴 | 空積により車両質量が大きく変動する大型トラックトラクタ用として開発され、発進時のクラッチ操作とシフトチェンジのタイミング決定を運転者に任せ、残りの制御を自動化し、オーバードライブ付12段トランスミッションに適用した半自動多段変速機。発進時と停車直前以外はクラッチ操作が必要なく、シフトアップまたはダウンの信号によりアクセル及びクラッチ断続操作を自動化したものである。 |
参考文献 | 秦信雄、西山義孝、高橋貞博、渡辺慶人、「大型トラクタ用多段TMの電子制御変速システムの開発」自動車技術会学術講演会前刷集951、P.129-132(No. 9534243) 岡本勲、手代木武、岡崎昭二、秦信雄、鈴木匡、黒沢隆「電子制御変速装置(ESCOT)の開発」日産ディーゼル技報 No. 57、P. 86-91、1956.6 西山義孝、中園長吉、三宅博、佐々木正和「生体反応計測による新変速システム”ESCOT”のイージードライブ性評価について」日産ディーゼル技報 No. 57、P. 33-38、1955.6 |
その他事項 | 通称名:ESCOT;設計者(代表):岡本勲;開発協力会社:㈱ゼクセル(現ボッシュオートモーティブシステムズ);技術用途:大型トラックトラクタ及びバス;実物所在:単品あり、実車稼動中;表示部:インストルメントパネル組み込み;表示方式:ランプ表示;表示内容:1~6速、N、R、H/L(ハイロー);制御部:電子式半自動(非常時用手動機能付) |