保管場所 | (株)デンソー ディーゼル噴射技術1部 (〒448-8661 愛知県刈谷市昭和町1-1) |
---|---|
製作(製造)年 | 1995 |
製作者(社) | (株)デンソー |
資料の種類 | 量産品 |
現状 | 使用中・公開 |
型式 / 製作 |
|
エピソード・話題性 | デンソーで始めて実用化されたコモンレールは、その圧倒的な有意性により、Bosch社が後追いで、乗用車に展開始めた。 |
特徴 | コモンレールにより、欧州では、ディーゼルエンジンが大きく様変わりし、高速時の加速性により、ガソリンエンジンよりもユーザーに人気は高い。 |
参考文献 | (1)エンジンテクノロジーVol.No.4 P46, September 1999 (2)自動車技術会秋季大会学術講演会論文集「コモンレールシステムによる性能・排ガスの改善」 1997 (3)第14回内燃機間シンポジウム講演論文集「パイロット噴射による実用燃費の向上」 1997 |
その他事項 | 通称名:ECD-U2; 構造方式手段方法等: コモンレールは、サプライポンプにて生成した高圧燃料をパイプを経てレール(蓄圧室)に蓄え、インジェクタ内の電磁弁によってノズル背圧を制御し噴射の開始と終了を決める電子制御式ディーゼル燃料噴射システムである。; 機能作用等: 回転速度に依存しない最大135MPaまでの噴射圧力制御、ノズルリフトを直接制御して噴射率制御することにより通常噴射のみならず、多段噴射(例えばパイロット噴射)が可能となり、燃料噴射圧、噴射量、噴射時期の完全独立電子制御が可能となる。; 効果: ディーゼルエンジン固有の黒煙の低減、Noxの抑制、燃焼音・振動の低減ができるだけでなく、始動性、燃費、ドライバビリティも改善される。 |