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インプットリダクション方式3軸CVT

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エンジンからプライマリプーリ間にシングルプラネタリギヤを設け、プライマリプーリへ入力される動力を逆転/減速することで、コンベンショナルなCVT(4軸構成)の1次減速機構を廃止した3軸方式のCVTを開発。また、プライマリプーリ前に減速機構を設けたことで、プライマリプーリの回転速度が低下し、その結果ベルトの周速が低減することで、ベルト部での損失が大幅に低減。更に慣性量の大きなプーリ回転数の低減と合わせて燃費/動力性能の向上も実現。

保管場所 大阪府池田市ダイハツ町1番1号
製作(製造)年 2006
製作者(社) ダイハツ工業株式会社
資料の種類 その他
現状 保存・非公開
名称 / 製作
型式名
C0B-B1
会社名
ダイハツ工業株式会社
明石機械工業株式会社
適用車種
タント
イース
ムーヴ
ブーン等
製作年
2006
実用化年
2006
仕様
変速・作動方式
自動
伝達方式
ベルト駆動方式
変速数
前進無段変速、後進1段
変速比(前進)
3.327~0.628
変速比(後進)
2.230
操作方式
シフトレバー式
効能
構造・方式・手段・方法等
CVT・金属ベルト
効果
・燃費・動力性能向上
・小型/軽量化
エピソード・話題性・2008年新機械振興賞受賞
・2006-2007年自動車工学ニュー・テクノロジー・オブ・ザ・イヤー受賞
・2000年自技会技術開発賞受賞
特徴・3軸構造化、前後進部と1次減速の機能統合及び構造簡素化することで部品点数世界最少(ダイハツ調べ)を達成
・通常の自動変速機、無段変速機で多数使用されているスナップリングレス構造を実現し、生産性(特に組付け性)を大幅に向上
参考文献2006年12月5日自動車技術会シンポジウム