保管場所 | ヤマハ発動機(株) |
---|---|
製作(製造)年 | 1997 |
製作者(社) | ヤマハ発動機(株) |
資料の種類 | 図面、模型 |
現状 | 非公開保存 |
型式 |
|
会社名 / 制作 |
|
構造・方法・手段・方法等 | 二つのショックアブソーバを中間ユニットを介し一本の配管のみで接続し、ストローク速度差に応じた付加減衰力を発生させる。 |
機能・作用等 | バウンス・ロール・ピッチなど車体の振動モードに対し、懸架系の減衰特性を個別最適化することで、操縦安定性・快適性ともに向上。 |
技術要旨 | 複雑で大掛かりなものとなりがちであった既存の類似製品に対し、非常にシンプルな構造システムにて効果を発揮できた。 |
エピソード・話題性 | 世界的にも多くの類似システムがある中で、圧倒的な差で多量が実用に使用された。また、欧州の超高性能車に採用されるなど海外でも高い評価を得た。 |
特徴 | ・理を極めたシンプルなシステム ・高応答性や車輪間のエネルギ伝達などハイドロリックの利点活用 |
参考文献 | フルードパワーシステム 第34巻 |
紹介 | ・同種の機能を持ったシステムでは、世界的に見ても最大量が実用に供された。 ・複数の国内主要レースでも使用され、シリーズ優勝に貢献するなどの有効性を示した。 ・純国産のシャシー技術として欧州車に採用された稀有な例である。 |