保管場所 | ホンダエンジニアリング(株) |
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製作(製造)年 | 2015 |
製作者(社) | ホンダエンジニアリング株式会社 |
資料の種類 | - |
現状 | 量産 |
会社名 | ホンダエンジニアリング株式会社 |
通称名 | 3.0G LET |
構造・方式・手段・方法等 | 冗長部品を廃止しながら流用部品を増やすことで、材料/製造コストダウンを実現。 将来の車両通信進化対応に備えながら、処理負荷分散を図るために、車両通信 基盤とメイン基板を分離する構造。 2.1G LETの検査ソウトウェアは基本的に流用。 |
機能・作用等 | 競合他社に対し優位性を保つために、2.1Gに対し下記の6項目の強化をめざし開発を行った。 また、7番目の外的要因と内的要因に対する柔軟性も実現の目標とした。 1.販売価格1/2 2.ハードウェア信頼性向上 3.同時に検査できる数2倍 4.設備稼働率99.99%(不稼働1/50) 5.無線LAN通信エラー率1/10 6.8年間継続して作成してきた、約700個に及ぶ既存検査ソフトウェア(検査ソフト)活用 7.OBDⅡの規格の変化(外的要因)やLETの製作所におけるニーズ(内的要因)に対し、 最短かつ最低限のコストで対応できるハードウェア、ソフトウェア構造の実現 |
エピソード・話題性 | LETのような外部診断機は他社でも開発が行われているが、HondaのLETの優位性は、 同時に多くの検査が実施できることにある。これにより世界中の量産ラインに人には見え ない電子制御システム検査が安く簡単に導入できるようになった。 このLET技術は、ECUの機能学習、ECUへのプログラム書込みにも活用している。また 二輪や船外機の電装検査など、領域を超えてHonda全体に拡大中である。 |