保管場所 |
トヨタ自動車株式会社 歴史文化部トヨタ博物館 (〒480-1131愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番地100号) |
製作(製造)年 |
1994 |
製作者(社) |
トヨタ自動車株式会社 |
資料の種類 |
量産品 |
現状 |
保存・非公開 |
開発 / 製作 |
- 会社名/製作者(社)
- トヨタ自動車株式会社
- 愛称
- リーンNOx触媒
- 技術用途
- 希薄燃焼エンジン用
- 製作年
- 1994年8月
- 開発完了年
- 1994
- 協力
- キャタラー工業㈱、㈱豊田中央研究所
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搭載車種 / エンジン / 燃料 |
- 搭載車種
- カリーナ
- エンジン
- 希薄燃焼エンジン;直列4気筒DOHC;4A-FE(1.6L)、7A-FE(1.8L)
- 燃料
- 60km定地走行:29.5km/L;10・15モード走行:17.6km/L
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エミッションコントロールシステム(含触媒) | 触媒担体:モノリス1.7Lにアルミナをコート;触媒:白金・ロジウム系;吸蔵材:種々のアルカリ、アルカリ土類、希土類酸化物;空燃比制御(EFI):理論空燃比と希薄空燃比を切り替える空燃比フィードバック制御;減速時制御:減速時にフーエルカット(燃費向上、触媒加熱防止)、独立ヘリカルポート;点火時期制御:電子進角システム(ESA)、スワールコントロールバルブ;触媒蒸加熱警報装置:排気温センサー、排気温ウォーニングランプ、燃焼圧センサ;燃料蒸発ガス抑止装置:キャニスターパージ制御、ブローバイガス還元装置 |
効果 | NOx浄化率(10・15モード):新品触媒時 約90%、耐久後 約60% |
エピソード・話題性 | 希薄燃焼時のNOxを吸蔵し、還元浄化できる新しいコンセプトの三元触媒 |
特徴 | 空燃比リーン時に、NOxを酸化して硝酸塩として吸蔵し、リッチ時に吸蔵されたNOxをHCやCOとの反応により還元浄化するメカニズムで、希薄燃焼時のNOxを浄化する。従来の三元触媒にNOx吸蔵材としてアルカリ性の物質を加えたもの。リッチによる燃費損失は1%以下に抑えられた。 |
参考文献 | 田中俊明、加藤健治、竹島伸一、松本伸一、横田幸治、笠原光一、井口哲「Nox吸蔵還元型三元触媒システムの開発」自動車技術会論文集 Vol.26, No.4, October 1995 |