保管場所 | トヨタ車体(株)本社・富士松工場技術管理部 (〒448-8666愛知県刈谷市一里山町金山100番地) |
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製作(製造)年 | 1965 |
製作者(社) | トヨタ車体(株) |
資料の種類 | 設計図・文献 |
現状 | 保存・非公開 |
会社名 | トヨタ車体㈱ |
通称名 | アニオン電着塗装(ED塗装) |
搭載車名 | コロナハードトップ(RT50) |
製作年 | 1965.4 |
協力者 | トヨタ自動車㈱ |
構造・方式・手段・方法等 | 塗装工程:①補助電極取付(8種)②補助電極短絡テスト③プラス電極及び耳輪取付④ED塗装⑤水洗+エアブロー⑥補助電極・プラス電極取り外し⑦エアブロー⑧補修塗装⑨ED塗膜焼付 ED塗装方法:塗料濃度(加熱残分):14.0±1.0%;電圧:55~80V;膜厚:20~30μ(ボデー側面);塗料pH:7.8±0.3;コンベアスピード:1.6m/min;塗料温度:23±2℃(第1次温度管理範囲);液循環:1サイクル/h; その他工程条件:⑤水洗スプレー圧:1.0±0.2kg/c㎡;⑤エアブロー圧:1.5±0.2kg/c㎡;⑦エアブロー圧:4.0±0.5kg/c㎡;⑨焼付:ボデー温度160±10℃、保持時間25±5min; 塗料:エスベアTS-4(ブラック):神東塗料㈱ |
エピソード・話題性 | 自動車ボデーライン量産方式のアニオン電着塗装を開発し、日本で最初に稼動する。 |
特徴 | 従来の防錆塗装方法のエアースプレー方式やディッピングに比べ、塗膜厚さが時間・電圧等によって簡単にコントロールでき、均一な膜厚が容易に得られる。しかもエッジやコーナー部・箱の内部やスポット溶接部も十分な塗装ができ、またタレのない塗膜が得られた。 低濃度途料侵漬法であり、ボデーによる槽外への塗料持出し量が低減し、塗料損失が少ない。 防錆力は閉断面部を含めて格段に向上した。 |
参考文献 | トヨタ車体50年史(第4章 塗装生産方式の変遷と生産性向上) |
その他事項 | 技術用途:ボデー防錆(下塗り)塗装;実物所在:トヨタ博物館(RT50) |