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電子制御4W・ALB

  • 電子制御4W・ALB

電気制御系のECU内に自己診断回路を設け、システムにトラブルが発生した場合には警報にてドライバーに知らせると同時に故障内容に基づき安全な方法を選んでシステムを最後まで安全方向に作動させる。
・前輪制御系:故障時に前輪制御系の電源をカットし通常ブレーキにする。
・後輪制御系:並列制御回路(バックアップ回路)を持ち1ヶ所のトラブルで後輪ロックを防止。
        :油圧系に於いてもアキュームレーターの容量を大きくすると共に、蓄圧力が規定以下になると警告するシステム。
        :プレッシャーコントロールバルブ機構によりアンチロックブレーキのトラブル時にも後輪ロックを防止。

保管場所 ホンダコレクションホール(〒 321-3597 栃木県芳賀郡茂木町大字桧山120-1 ツインリンクもてぎ内)
製作(製造)年 1982
製作者(社) 本田技研工業株式会社
資料の種類 量産品
現状 展示( 動態 )
型式
名称
電子制御 4W・ALB
通称名
電子制御 4W・ALB
会社名 / 制作
会社名
本田技研工業㈱
実物所在
ホンダコレクションホール
搭載車名
プレリュード
製作年
1982
構造・方法・手段・方法等各車輪に装着した車輪速度センサーの信号(スリップ、加速度、減速度等)を受けてコンピューターにより適切なブレーキ圧を指示する。
機能・作用等コンピュータのブレーキ圧指示は5段階、走行状況、路面状況に応じた最適ブレーキ性能と快適なブレーキフィーリングをもたらす。
技術要旨急制動時に車輪ロックを押さえ、コーナリング中、雪道、凍結路等で横滑りやスピンを起こさぬ様安定した姿勢で停止できる。
特徴急制動時には、毎秒最高10回のアンチロック作動を行う。