保管場所 | 日産自動車(株)車両先行開発部 (〒243-0192 神奈川県厚木市岡津古久560-2) |
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製作(製造)年 | 1971 |
製作者(社) | 日産自動車(株) |
資料の種類 | その他(資料) |
現状 | 保存・非公開 |
会社名 | 日産自動車(株) |
通称名 | CAD-1 |
製作年 | 1971 |
構造・方式・手段・方法等 | CAD/CAMは自動車部品の設計から生産までをコンピュータを利用して効率化し,新車開発のリードタイム短縮を目的に開発された。 ボディ外板は,クレーモデルの測定に始まり車体外板の数値データファイルの作成,データファイルを利用しての線図描画,更にNC加工機へのデータ作成までの一連の流れの自動化を指向するもので,大型計算機,グラフィックディスプレイ,測定器,自動製図機等を有機的に結合したオンラインシステムである。 ハードウェアはIBM360M5を中心にIBM2250グラフィックディスプレイを中心に,紙テープ入出力装置などインターフェース装置等からシステムは構成され,リストプロセシングとバーチャルメモリの手法を用いて大量のデータを扱い,車体形状を数学的に定義するためのソフトウェアを作成した。 |
機能・作用等 | 従来,車体設計の構造検討用として用いられていたが,システム完成により先ず,試作用車輌の正規の線図として使われた。 |
効果 | リアルタイムで図面情報が車体設計者に伝わり,初期設計の検討が短時間で可能となった。 |
参考文献 | ・日産技報Vol.7 P3~13 1972 ・自動車技術会春季大会講演前刷集P233~238 |